2009年3月25日発売
ヴォーカリストとして長年その地位と高い評価を獲得している布施明のバラード・カヴァー・アルバムの登場です。 '70年代〜2000年代までの誰でも知っていいるJ-popの超名曲を、布施明が抜群の歌唱で語りかけるバラード集です。
起案から5年を経て形になったひばりカヴァー。日本的な詞世界ながら、服部隆之の編曲はジャズ風で異国情緒さえ漂う。しかし原曲の世界観は崩れず、歌声がさだになっただけ、と思わせる両名の解釈は驚異。5、8、11曲目の高音、「愛燦燦」の聴き手を包みこむヴォーカルは必聴。
タイトルどおり、制作時16歳だったシンガー/女優のファースト・アルバム。みずみずしくピュアな声の持ち主で、どの曲も爽やかな風のような歌声を聴かせる。ストリングスやアコースティック・ギターを多用したアレンジも、彼女のイメージにぴったり。
“フロア・サウンド”をキーワードにした3曲構成によるシングル。マイケル・フォーチュナティのカヴァーに挑戦した表題曲をはじめ、80年代ディスコに現代の音を注いだフロア・チューンはどれもセクシーな雰囲気をたたえている。
鬼束ちひろ、MONKEY MAJIK、佐藤竹善、ベッキーら14アーティストによるカーペンターズのトリビュート盤。それぞれのアーティスト楽曲の選択やアレンジのイジり具合に、中道の極みのようで多層的な原曲のどの部分に惹かれたかが感じられるのがおもしろい。
豪華なフィーチャリング・ヴォーカリストたちが歌うは、原型を見失うほどポップに変貌したクラシックの名曲たち。12人のヴァイオリニストによるストリングスは、裏方的ながら美味しい役割を担った。ポップス寄りの位置をあえて狙い撃ちした、誰もが楽しめる好企画。
7人組ヒップホップ・グループ、ET-KINGの1stアルバム。レゲエやスカなど多彩なテイストを採り入れたカラフルなサウンドと、それぞれの個性を活かした5MCによるラップが聴きどころだ。
大阪・大国町を拠点とする6人組の結成10周年記念アルバム。代表曲10曲のリミックスはいずれもアッパーなサウンドで攻めているし、その間にはコシバKENプロデュースによるメンバーのコントも挿入され、彼ららしいパーティ・ムードあふれるアルバムだ。
SING LIKE TALKINGのヴォーカリスト、佐藤竹善の3rdソロ・アルバム。さまざまなテイストを取り入れたサウンドに、柔らかなヴォーカルがよくマッチしている。小田和正とのユニット、PLUS ONE名義での「カオ上げて」も収録。
シング・ライク・トーキング、ソロと幅広く活躍する佐藤竹善。本作は好評のカヴァー・アルバム・シリーズの第3弾。コンセプトを“meetスタンダード”とし、洋邦問わず名曲ばかりを取り上げている。
大好評のカヴァー・アルバム・シリーズ第4弾。“いい曲は年をとらない”との宣言のもと、ロングセラー・ヒットの数々に挑戦。新しい魂を吹き込まれた名曲たちは、その生命力の強さを感じさせている。
人気カヴァー・アルバム・シリーズ『コーナーストーンズ』のベスト盤。Charやakiko、コブクロらゲストとの共演曲や、新録曲などを収録。高音質のSHM-CDによって上質なサウンドで楽しめる。
ハイドン没後200年を記念した企画作。既発表の音源を使用し、偽作や紛失した作品を除く協奏曲をほぼ収録。オリジナル楽器とモダン楽器とが混在しているが、いずれも高い質を持つ演奏ばかりだ。
制作・出演
アンタル・ドラティ / デッラ・ジョーンズ / ハイドン / バーバラ・ヘンドリックス / フィリップ・ラングリッジ / ブライトン・フェスティヴァル合唱団 / ベンジャミン・ラクソン / リンダ・ゾーバイ / ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団いまは亡き名匠アンタル・ドラティの全盛期を伝える名演。生前ハイドンを得意としていただけに、その解釈はピリオド奏法以前のスタンダードと言えるもので、じつに美しい。彼の薫陶によって第一級のオケとなったロイヤル・フィルの新鮮な響きも聴きものだ。