制作・出演 : ショスタコーヴィチ
EMI CLASSICS 決定盤 1300 384::ショスタコーヴィチ:交響曲第10番EMI CLASSICS 決定盤 1300 384::ショスタコーヴィチ:交響曲第10番
ラトルが20代のときの録音。フィルハーモニア管を初めて振ったときに取り上げた作品で、見事にオーケストラをコントロールしている。独特の情念とアイロニーは薄いが、曲の持つ力をしっかりと引き出しているあたりがさすが。
ショスタコーヴィチ:交響曲第13番「バービイ・ヤール」ショスタコーヴィチ:交響曲第13番「バービイ・ヤール」
第二次大戦中のドイツ軍によるユダヤ人虐殺、旧ソ連におけるユダヤ人迫害を告発した問題作。テミルカーノフはむやみに物語性を強調するのではなく、音楽の完成度を第一義にして、じつに格調高く深い演奏に仕上げている。バスの強靱な表現力に圧倒される。
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番「革命」ショスタコーヴィチ:交響曲第5番「革命」
“階級闘争の勝利”というこの曲の表層的な主題を、堂々たる威容で提示するザンデルリンク。作曲家が楽譜に隠した批判的メッセージに無頓着なのは、ムラヴィンスキーから薫陶を受けた東独の巨匠としては致し方ない。骨太ながら細部に目の行き届いた演奏である。
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番&第6番ショスタコーヴィチ:交響曲第5番&第6番
“腐っても鯛”はやや不適切か。とはいえ怪傑ゲルギエフたちの活躍の陰にすっかり隠れてしまった感が強い旧名門が、健在であることを十全に確認できる嬉しい一枚。さらにバーミンガムとサンクト・ペテルブルクの両ホールの響きを聴き比べる楽しみも。
ショスタコーヴィチ:アニメーション映画のための音楽≪司祭と下男バルダの物語≫作品36 交響組曲≪ムツェンスク郡のマクベス夫人≫作品29aショスタコーヴィチ:アニメーション映画のための音楽≪司祭と下男バルダの物語≫作品36 交響組曲≪ムツェンスク郡のマクベス夫人≫作品29a