小説むすび | 2025年6月発売

2025年6月発売

クズに金貨と花冠を 2 ひとりぼっちの最強少女は自称悪徳商人に拾われ幸せになるクズに金貨と花冠を 2 ひとりぼっちの最強少女は自称悪徳商人に拾われ幸せになる

大好きなみんなに囲まれて、幸せ満タン! ネールとランヴァルド、ふたりぼっちの旅は続く。 冷夏によって食糧難の兆しが見える王国北部では治安が悪化しており、武器の需要が高まっている。 自称悪徳商人のランヴァルドとしては急いで武器を調達し、北上して売りさばきたいところ。 だが、純真無垢な最強少女のネールと共に行くならば、事(こと)が順調に進むはずはなく……!? 「なあ、ネール。たしかに人を助けるのは素晴らしいことだ。けど限度ってものがあるんだぞ……」 『三歩進めば人助け』の雇い主(ネール)に苦言を呈すものの、やる気に満ち溢れた美少女の前では『悪徳商人』も形無し!  命を狙われる貴族令嬢の影武者を務めることになったり!  持ち帰った『お気に入りの石』が実はドラゴンの卵で、ぷにぷにの赤ちゃんドラゴンのお世話が始まったり! ネールとの毎日はやはりすこし想定外で、けれどもなぜだか笑顔と喜びがあふれていてーー!? 復讐に燃える青年と行き場のない少女のハートフル冒険譚、世界が広がり色づき始める第二幕。

追放転生貴族とハズレゴーレムの異世界無双 3追放転生貴族とハズレゴーレムの異世界無双 3

お祭りのカフェもコロシアムのバトルも最強ゴーレムたちが大無双!! 貴族科と平民科を巻き込む大事件を解決し、事件解決に一役買ったラビは周囲に実力を認められるも、貴族科の面々からはさらに疎まれ、新たな陰謀に巻き込まれてしまう。 一方、学園内は国一番のお祭りである『救世祭』の準備で大盛り上がり。 ラビは出店を企画し、メインイベントのコロシアムでは優勝を期待されるほどになっていた。 そんなラビの前に、平民科のクラスメイトである眼鏡美少女のイースターがパーティーに加えて欲しいと申し出てくる。 周囲が引くほどのハイテンションと中二病キャラに、ドン引きする一同。 しかし救世祭での出店をめぐり商人の娘である彼女の協力を得て、一緒に行動するようになると、イースターの意外な一面が明らかとなり……。 そして迎えた救世祭当日。 ラビは出店で忙しく働きながらコロシアムでも順当に勝ち上がると、四大貴族の一角、レッドバーン侯爵家のエリザベスとバトルすることになり──。

不良聖女の巡礼 3 上 追放された最強の少女は、世界を救う旅をする不良聖女の巡礼 3 上 追放された最強の少女は、世界を救う旅をする

著者

Awaa / がわこ

発売日

2025年6月25日 発売

運命に翻弄される水の聖女ーー彼女の使命は、光の聖女を守ること。 自らが全ての聖女を束ね導く光の聖女である、とついに民衆の前で宣言したキャロル。 大地の聖女メリッサとの戦いに決着を付け、聖女を狙う禁軍から身を隠しながら巡礼の旅を続けていたーー。 時を同じくして、水の聖女マリアベルも、第三王子リアン、ウィンフィールドで出会った少女クララと共に行動を開始。 火の聖女ニスモにより国王が暗殺されたとされる不穏な事件の全容を突き止めるため、そして並々ならぬ想いを向ける相手であるキャロルの力になるため、正体を偽って領主に取り入り、裏で事態を操ろうと画策していた。 一方、禁軍に追われる身であるニスモもまた、密かにキャロルへの接触を試みていた。自らの悲しい過去に向き合うこととなった彼女の選択と決断とはーー?  それぞれの思惑が複雑に絡み合い、事態は混乱を極めていく……!! 最強“不良”聖女が世界を救う冒険譚、波乱と激動の第三幕!

乙女な悪役令嬢には溺愛ルートしかない 1 〜やらかすまえの、性格以外は完璧なスペックの悪役令嬢に転生しました〜乙女な悪役令嬢には溺愛ルートしかない 1 〜やらかすまえの、性格以外は完璧なスペックの悪役令嬢に転生しました〜

ゲーム知識×完璧スペックで目指せハッピーエンド! のはずが…気づけば攻略対象&ヒロインから愛されて!? 善良だが自身を取り巻く環境に恵まれず、苦労の末に人助けをして死んでしまった一人の女性。 彼女が再び目を覚ますと乙女ゲームの悪役令嬢、ソフィア・ウィスタリアに転生していた。 美貌に聡明な頭脳、優れた身体能力を併せ持つソフィアは、公爵家に生を享け、優しい家族に愛されて育った完全無欠のお嬢様。 しかし、すべてを持っていたことで傲慢になり、破滅するのがゲームでの結末だった。 ーーでも、今はまだ「やらかす」前。そのことに気づいたソフィアは、今ある幸せな暮らしを守り、悪役令嬢ルートを抜け出そうと決意する!  ゲーム知識を活かして、王子様を襲撃から守ったり、新たな魔術の知識を広めたりと、前世の人の良さを発揮し大活躍! そんなソフィアを周囲が放っておくはずもなく、日ごとに彼女を慕う存在は増えていく!  挙句の果てには、本来ヒロインがなるはずの聖女に認定されそうになってしまいーー!?

氷の令嬢ヒストリカが幸せになるまで 2 〜婚約破棄された令嬢が不健康な公爵様のお世話をしたら、なぜか溺愛されるようになりました〜氷の令嬢ヒストリカが幸せになるまで 2 〜婚約破棄された令嬢が不健康な公爵様のお世話をしたら、なぜか溺愛されるようになりました〜

天才公爵様からの溺愛が、氷の令嬢の心を溶かし始める……? エリク・テルセロナ公爵と結婚したエルランド子爵家の一人娘ヒストリカ。 あまりに不健康なエリクの生活を正すため、日々奮闘していた。 エリクの不調の原因が過労だけでなく、他にあるのではと考えたヒストリカは、執事長へ衛生面の見直しを提案する。 早速取り掛かる使用人たちだったが、ヒストリカも参加し一同は騒然として……。 エリクの体調が良くなった頃、元婚約者のハリーから夜会の招待状が届く。 あまり気乗りはしないが、『醜悪』というエリクの印象を覆せると考え、出席を決める。夜会用のドレスを買いに街へ繰り出したところで、エリクからヒストリカの瞳と同じ色をしたサファイアの結婚指輪を贈られる。 突然の出来事に、ヒストリカの胸に今までなかった感情が芽生え始めーー。 パーティの日、予想以上にエリクの評判は良く、無事に会は進んでいたが、元婚約者のハリーは、不機嫌そうに二人を睨んでいて……?

この恋は叶わない 〜最後の姫と堅物将軍は熱砂の夜に夢を見る〜この恋は叶わない 〜最後の姫と堅物将軍は熱砂の夜に夢を見る〜

期限付きの恋だった。--それでも、夢を見た。 閉ざされた熱砂の姫×傷を抱えた堅物将軍のすれ違いから始まる運命の恋物語 ※入らない場合は一行目のみご使用ください。 涙が宝石に変わるという体質のせいで、迫害された歴史をもつラハム一族。 族長の娘レイラは瞳の色が不吉だと言われ婚期を逃していたが、ようやく嫁ぎ先が決まり、幸せな結婚生活を夢見ていた。 そんな彼女は輿入れ前のある日、怪我を負った軍人サイードを助ける。 看病をする内、不器用ながらも誠実なサイードに心惹かれていくレイラ。 サイードも献身的なレイラに好意を滲ませ、ある夜二人は熱を交わすーー。 けれどレイラを想うサイードは一夜の夢だと身を引き、レイラ自身も期限付きの叶わぬ恋だと想いを飲み込もうとした。 しかし、とある事情でレイラの縁談がなくなり、それを知ったサイードはレイラを本国に連れて帰ろうとする。 差し伸べられた手に未来を見るが、一族を捨てられず拒むレイラ。 すると、それまでの熱を捨てたサイードは「化け物がどんな夢を見られると思う」と冷たく言い放ちーー? 閉ざされた熱砂の姫と、傷を抱えた堅物将軍のすれ違いと衝突からはじまる物語。

営繕かるかや怪異譚 その肆(4)営繕かるかや怪異譚 その肆(4)

出版社

KADOKAWA

発売日

2025年6月26日 発売

「家に興味がない、ということは、自分を守ってくれる場所に興味がない、必要ない、ということと同義です」 建物にまつわる超自然的な現象を解決するため、営繕屋・尾端は死者に想いを巡らせ、彼らを鎮めるための方法を導き出す。 恐怖と郷愁を精緻に描く、建築怪談シリーズ第4弾! 「忍びよる」 単身者用の集合住宅に住む拓史は、工事現場でスマホを見つける。呼び出しに応じると、雑音に交じり男の声が。以来、耳障りな雑音が聞こえ、人影を見るように。 「迦陵頻伽」 文美は上司から覚えのない嫌がらせを受ける。家では「内神様」が祀られ、亡き祖母と文美だけが暗がりに蹲る黒い「猿」を視ていた。やがて猿は職場にも現れる。 「鉄輪」 仲川はギャラリー用に幽霊屋敷と呼ばれる廃屋を買う。リフォームを依頼された稲葉が、柱に打ち付けられた藁人形を大量に発見すると、仲川は人形を残そうとする。 「いつか眠りを」 築四十年の平屋を買った。将来を諦めた四十歳手前の葉村にとって、終の棲家だった。ある日、葉村は風呂場の中に影を視る。はたしてこの家は事故物件なのか。 「夜明けの晩に」 都会で精神を病み、地元に戻った高典は、毎晩のように見る悪夢で疲弊していた。夢に現れる灰色の男に見覚えがあった高典が、正体を突き止めると……。 「風来たりて」 昨年完成した建売住宅に越した梓紗は近所付き合いに馴染めず、読経のような異音に悩まされる。古い住人によると、住宅地はかつて刑場だったというが。 忍びよる 迦陵頻伽 鉄輪 いつか眠りを 夜明けの晩に 風来たりて

筏までの距離筏までの距離

著者

水原涼

出版社

集英社

発売日

2025年6月26日 発売

小原晩、カツセマサヒコ推薦!! 恋ではない。友情ではない。 ふたりの関係の、呼び方を教えて。 学生の頃、彼女とはよく大学の付属植物園で過ごした。花の名前もよく知らないのに。 ある日彼女は、園内の礼拝堂の前で突然、耳鳴りがすると言った。 昨日、眠れなくて、宇宙の動画を見ていた時からずっと耳鳴りがする。 宇宙で鳴っている音を想像してからずっと、とーー「植物園にて」 新幹線で出会った女性と偶然にも温泉街で再会した私は、 彼女に導かれて、古びたリゾートマンションの屋上から花火を眺めていた。 30分足らずで終わった花火の後、彼女は先に部屋に行っていると言い残して、 屋上から去ったがーー「筏までの距離」 デビュー作で芥川賞候補に挙がった著者が贈る、 書き下ろし2篇を含む、わたしとあなたの8つの物語。 【著者略歴】 水原 涼(みずはら・りょう) 1989年兵庫県生まれ、鳥取県育ち。北海道大学文学部卒業。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。2011年に「甘露」で第112回文學界新人賞を受賞しデビュー。同作が第145回芥川龍之介賞候補作になる。著書に『蹴爪(ボラン)』、『震える虹彩』(安田和弘との共著)がある。

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