著者 : 村山知義
新選組新選組
前衛演劇、プロレタリア芸術の旗手であり『忍びの者』で忍者小説を開拓した著者の最初の長編小説。転向文学者の視点で、マルクス主義歴史観をベースに、歴史の敗者・新選組の辿った道を魅力的に描く、新選組小説の記念碑的作品。
忍びの者([第5部])忍びの者([第5部])
関ヶ原の役後、天下統一を目ざす家康は、冷酷非情なまでの豊臣潰しを画策。風雲急を告げる大坂城に、真田忍者群は精巧な手投げ弾、犬・猿・蛇から鼠まで奇抜な武器を駆使して、壮絶な死闘を展開した。
忍びの者([第4部])忍びの者([第4部])
興亡激しい戦国の世に、周到な謀をめぐらして家名を守りぬく、真田昌幸とその子信之・幸村、そして配下に従う腕利きの忍者群。天下分けめの関ケ原で、ついに父子・兄弟は敵味方に分かれて戦う羽目に…。
忍びの者忍びの者
伊賀の地に拮抗(きっこう)する百地三太夫、藤林長門守の二大勢力の間で、「影」に徹して生きる忍者の群れの中に、若き日の石川五右衛門がいた。歴史の裏側で暗躍した忍者の世界を、現代の眼で捉えなおした記念碑的名作!
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