著者 : 宮木あや子
連続ドラマ化! 2024年1月10日スタート「推しを召し上がれ〜広報ガールのまろやかな日々〜」(テレビ東京) 主演:鞘師里保(さやしりほ) 共演 : 明日海りお 生駒里奈 / 橋本さとし 野村麻純 永田崇人 好井まさお 水間ロン 滝沢カレン バッファロー吾郎A 橋本淳 宇野祥平 中島ひろ子 === 商品誕生に秘められたドラマ、新入社員の由寿の奮闘が始まる! 吾輩は乳酸菌である。名前はブルガリア菌20388株。 学生時代に読んだネット投稿小説がきっかけでブルガリア菌が「推し」となった朋太子由寿(ほうだいし・ゆず)の日々を温かく見守っている。 「株式会社 明和」に就職した由寿は、配属となった大阪支店量販部で、阪神・淡路大震災のときに活躍した「おでん先輩」のエピソードを聞き感銘を受ける。 入社して一年後、広報部で由寿は社内報の制作を担当することになり、「明和ブルガリアヨーグルト五十周年」特集のために関係社員にインタビュー取材を行ってゆくのだが……。 協力=株式会社 明治 装画=まめふく 装丁=名久井直子 もくじ プロローグ 第一章 大阪支店 第二章 東京のOLさん 第三章 汝、乳酸菌を愛せよ 第四章 発酵する壺漬け祭り 第五章 革命、あるいは黎明 第六章 百年先の青
男性客室乗務員をめざす高橋治真(はるま)。 彼には夢と、秘密があったーー。 『校閲ガール』の著者による 笑えて泣けるワーキング・エンタメ、最新作! === 外資系ホテルで敏腕ホテルマンとして働いていた入社5年目の高橋治真(たかはし・はるま)。彼には、長年胸に秘めていた夢があった。「パイロットになりたい」--。その夢に近づくべく、治真はNAL(ニッポンエアライン)のCA採用試験を受ける。CA配属ではあるが総合職としての募集で、数年勤務した後、希望の部署へ異動できる可能性に賭けたのだ。見事試験に合格した治真は、同期の女性たちと共に訓練期間に入る。 実は治真には秘密がある。治真の父は、かつてNALで航空事故を起こし引責したパイロットだったのだ。けれど、その事件にはおかしなところがあったーー。素性を隠し、有能な男客(ダンキャク。「男性客室乗務員」の略。業界用語)としてスタートを切った治真だったが……。 先輩CAの紫絵(しえ)、治真に一目ぼれしたグランドスタッフの茅乃(かやの)、指導教官のオブライエン美由紀など、個性豊かなキャラクターたちが「それぞれの大事なもの」に向かって躍動するワーキング・エンタメ! === カバーイラスト:鈴木次郎
勉強できなくても、お金がなくても、大丈夫! 『校閲ガール』著者が描く、最高にハッピーな青春小説。美容科・看護科・調理科など職業に関する学科が揃う「働くための高校」で、お母さんを癒すためエステティシャンを目指す二年生の友麻。家が貧乏で肝心の母は行方不明でも楽しい学園生活を満喫中! 世間の価値観に縛られず、自分のやり方で幸せを探す彼女がたどりついた場所とはーー。しあわせになれるヒント満載の青春長編。
美しいあの方のお傍に、恥じることなくいられるだけの強さが、ほしいーー 平安中期、時の帝の寵愛を受ける中宮(平安時代の皇后)定子に仕えることになったなき子(清少納言)。 当時としては「年増」と呼ばれる年齢になってから才を買われて宮中に入ったなき子だが、定子に瞬く間に魅了される。 華やかな宮廷で卑屈に縮こまっていたなき子の心をほぐしてくれた、眩いほどに美しい年下の主人。 「女が学をつけても良いことは何もない」といわれていた時代、共に息苦しさを感じていた定子と清少納言は強い絆で結ばれていくが、定子の父の死によって栄華を誇った一族は瞬く間に凋落していく……。 定子の兄・伊周との身分違いの恋に苦しむなき子、そして紫式部との因縁。 悲運の時代を描いた哀切にして美しい平安絵巻に仮託した、女性の自立の物語。 「わたくしたちがずっとその心を忘れなければ、女が役に就ける御世がきっと来る。この悔しさを、のちの世の女は味わわなくてすむようになる」
笑えてスッキリ、元気がでる! ドラマも話題になった、最強のワーキングガールズエンタメ☆ 悦子とモデル兼作家の恋の行方は? 悦子は校閲部から憧れのファッション誌編集部に移れるのか? シリーズ完結巻! 根性と気合と憧れの雑誌への愛で出版社の入社試験を突破し、総合出版社・景凡社に就職した河野悦子(こうの・えつこ)。 しかし、「名前がそれっぽい」という理由で(!?)、彼女が配属されたのは校閲部だった。 いいかげんな編集者や校閲部のオネエな同僚、それぞれのスタイルで仕事に向き合う同期たちとのてんやわんやな日々。 悦子は、恋に落ちたアフロヘアーのイケメンモデル(兼作家)と出かけた軽井沢で、ある作家の家に招かれて……。 そして社会人3年目、ついに憧れの雑誌の編集部に異動に!? 装画・巻末マンガ=茶谷怜花 文庫版の巻末には、著者と石原さとみ氏の対談、ドラマのプロデューサー・小田玲奈氏による解説を収録。
「帝国テレビジョン」で働く女たちの日々は、世間の認識とは裏腹に、華やかさから程遠い。倒れるまで奮闘する宣伝部・松国、仕事以外はまるでダメなプロデューサー・脇坂、倦怠に沈む脚本家・大島、刺青持ちのマネージャー・片倉、憧れの人と出会う日を夢見るテレビ誌記者・山浦。ままならないことばかり。それでも私たちはこの仕事が好きだ。五人の切実さが胸に迫る連作短編集。
あとどのくらい私たちはこうやって肌を合わせられるのですか。世間から隔絶された場所で生かされている美しい少女たち。快楽に溺れながらも、真実の情愛を求める彼女たちに救いはあるのか?儚くも美しい恋愛小説集。
出版社の校閲部で働く河野悦子(こうのえつこ)。部の同僚や上司、同期のファッション誌や文芸の編集者など、彼女をとりまく人たちも色々抱えていて…。日々の仕事への活力が湧くワーキングエンタメ第二弾! === 憧れのファッション雑誌の編集者を夢見て、総合出版社・景凡社に就職した河野悦子。しかし、「名前がそれっぽい」という理由で(!?)、悦子が配属されたのは校閲部だった。 入社して2年目、ファッション誌への異動を夢見て苦手な文芸書の校閲原稿に向かい合う日々を過ごす悦子。 そして明るく一直線な彼女の周りには、個性豊かな仕事仲間もたくさん。 悦子の同期で、帰国子女のファッション誌編集者・森尾、これまた同期の東大出身カタブツ文芸編集者・藤岩、 校閲部同僚でよきアドバイスをくれる、ガールなんだかボーイなんだかのお洒落男子・米岡、 悦子の天敵(!?)のテキトー編集男・貝塚、 エリンギに似ている校閲部の部長・茸原、 なぜか悦子を気に入るベテラン作家・本郷、 などなど、彼ら彼女らも、日々の仕事の悩みや、驚くべき過去があって……。 石原さとみ主演で連ドラ化された、読むと元気が出るワーキングエンタメ! 解説=唯川 恵 第一話 校閲ガールのまわりのガール・森尾 第二話 校閲ガールのまわりのガールなんだかボーイなんだか・米岡 第三話 校閲ガールのまわりのガールというかウーマン・藤岩 第四話 校閲ガールのまわりのサラリーマン・貝塚 第五話 校閲ガールのまわりのファンジャイ 番外編 皇帝の宿 ※各話扉裏企画「悦子の研修メモ」7〜12 おまけまんが さく・宮木あや子 まんが・茶谷怜花 解説 唯川 恵
あなたを絶対手に入れる、どんなことをしてもー。許婚を待たなくてはならない女、恋人に過去を知られたくない女、小島と男を奪い合う女、愛人と夫との間で揺れ動く女、若くてきれいな男しか愛せない女…。略奪愛をテーマに、燃え上がりはじける愛のひと時を、5人の女性作家たちが紡いだ、におい立つようなめくるめく恋愛譚。
福岡のお屋敷に奉公に出た千恵子。そこで出会った美しい令嬢の和江は、愛に飢えた寂しい日々を送っていた。孤独の中、友情とも恋とも違う感情で惹かれ合うが、第二次大戦下、戦況は刻々と悪化。女たちの運命はたやすく戦火に揺り動かされ…。人生を選ぶことも叶わず、時代と男に翻弄されてもなお咲き続ける昭和の女性たちの、誇り高き愛の物語。
ファッション誌の編集者を夢見る校閲部の河野悦子。恋に落ちたアフロヘアーのイケメンモデル(兼作家)と出かけた軽井沢で、ある作家の家に招かれて……。そして社会人3年目、ついに憧れの雑誌の編集部に異動に!?
憧れのファッション雑誌の編集者を夢見て、根性と気合と雑誌への愛で、 激戦の出版社の入社試験を突破し 総合出版社・景凡社に就職した河野悦子(こうの・えつこ)。 しかし、「名前がそれっぽい」という理由で(!?)、悦子が配属されたのは校閲部だった。 入社して2年目、苦手な文芸書の校閲原稿に向かい合う日々。 「こんなところ早く抜け出してやる」とばかりに口が悪い演技をしているが、 段々自分の本性がナマイキな女子であるような錯覚に陥ってくる毎日だ。 そして悦子が担当する原稿や周囲ではたびたび、ちょっとしたトラブルが巻き起こり……!? 読んでスッキリ、元気になる! 最強のワーキングガールズエンタメ☆ 文庫解説=角田光代
どこにでもいる、ごく普通の人妻たち。共通しているのは、禁忌を犯していること。罪悪感がまったくないのは、母の愛が欲しかった私の、必然だから。恋愛小説の妙手、宮木あや子が描く六つの愛欲小説。 出たいよ、出して。 お願いだからここから出して。 どこにでもいる、ごく普通の人妻たち。共通しているのは、禁忌を犯していること。 罪悪感がまったくないのは、母の愛が欲しかった私の、必然だから。 恋愛小説の妙手、宮木あや子が描く六つの愛欲小説。 二十歳で八十歳の巌夫と打算ずくの結婚をした麻貴は、巌夫の息子、さらに孫とも不倫をしている。ある日、ふらりと赴いた旅先で出会った女学生に抱いた気持ちは、未だかつて経験のないものだった。(「金色」) 六つの愛欲小説。 1 天国の鬼 2 肌蕾(きらい) 3 金色 4 指と首、隠れたところ 5 ろくでなし 6 泥梨(ないり)の天使(「鞄の中」より改題)
大手テレビ局「帝国テレビジョン」での仕事に昼夜、オンオフの区別はない。恋も夢も曖昧なまま、それぞれの“戦場”に向かう日々-憧れと現実のあいだで揺れる5人の女性の切実な生き様がここにある。仕事、恋愛、夢、希望、葛藤…。等身大の思いが胸に響く、すべての戦う女性たちに捧げる物語。リアルにビター、だけど必ず前を向きたくなるお仕事小説!書下ろしエピソードを加えて刊行!
容姿も境遇もまったく異なる五人の女性。共通項は人妻、三十五歳、そして男性アイドルユニット「スノーホワイツ」の熱狂的ファンであること。ステージ上の「恋人」に注ぐのは、歪だけれど、狂おしいほどにひたむきな愛。たとえ手が届かなくとも、たとえ現実が悲惨でも、「彼」さえいれば、人生は美しいー。女の本音を余すことなく描いた“最凶恋愛小説”。
ファッション誌の編集者になるという夢を抱えて出版社に就職した河野悦子(こうの・えつこ)が配属されたのは校閲部だった! 読んでスッキリ、元気になる! 最強のワーキングガールズエンタメ☆