小説むすび | 著者 : リン・グレアム

著者 : リン・グレアム

ダイヤモンドを拒んだ花嫁ダイヤモンドを拒んだ花嫁

清らな乙女に、無情と名高い富豪が迫るーー 家族を守りたければその身を捧げろ、と。 22歳のエルヴィは父の死後、継母と異母弟を支えて生きてきた。 手芸用品店で働く身では、男性との出会いはほとんどないが、 何度か見かけた継母の雇い主の富豪ザンダーに密かに憧れている。 ある日、彼の所有する骨董品を盗んだかどで継母が訴えられた。 何より家族を大事にしてきたエルヴィは彼に懇願の手紙を書く。 すると、自ら情け知らずと豪語するザンダーはエルヴィを呼び出し、 魅惑的な曲線を描く彼女の体を見回してから平然と言ってのけた。 「君の体を僕に捧げてくれれば、訴えは取りさげてやろう」 これは脅迫よ! 即座に拒んだエルヴィだが、心は乱れて……。 継母を救いたい一心で、悩み抜いた末に金融王ザンダーの愛人になるという交換条件をのんだエルヴィ。無垢な彼女にとってそれは、大切にしてきた純潔を捧げることを意味しているというのに……。大スター作家リン・グレアムが綴る、情熱の予測不能ロマンス!

スター作家傑作選〜天使にくちづけを〜スター作家傑作選〜天使にくちづけを〜

受付係のスージーは会社の新オーナーでギリシア富豪のレオスの到着に怯えていた。以前、彼の下で働いたとき、二人は恋仲になったーつかのまで終わった恋だった。9カ月後、スージーは彼の子を密かに産んだ。妊娠を利用する女を忌み嫌うレオスには言えなかったから。だが今、リムジンを降りた彼の目がスージーをとらえ…(『魅せられた富豪』)。仕事でギリシアの島を訪れたエンジェルは、島の所有者に出迎えられ、凍りついた。アレックス!6年前、初めて恋をし純潔を捧げた翌朝、手酷く私を捨てた億万長者。目が合った瞬間、エンジェルにはわかった。アレックスは自分を覚えていると。でも、彼は知らないーあの夜宿した彼の子を、私が産み育てていることは…(『億万長者の残酷な嘘』)。親友を亡くした痛みに耐えかね、ホテルで睡眠薬をのみ眠りについたダイアナ。気づくと見知らぬセクシーな男性に見つめられていたが、悲しみをひととき忘れたくて情熱に身をゆだねてしまった。やがて、彼女は予期せぬ命を授かる。仕事を辞め、田舎町でひっそりと暮らし始めた矢先、実は富豪だったあの夜の男性が訪ねてきた!(『刻まれた記憶』)。大スター作家が贈るシークレットベビー・ロマンス。

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