小説むすび | 著者 : マーガレット・ウェイ

著者 : マーガレット・ウェイ

罪な再会罪な再会

私の愛を踏みにじった彼とは、 二度と会いたくない……はずなのに。 育ての親の大伯父が亡くなり、故郷に戻ることになったオリヴィア。 20歳のとき、結婚式の前日に恋人のジェイソンに捨てられて以来だ。 あれからジェイソンは別の女性と結ばれ、遠くへ移ったと聞いている。 ところが彼は現在、大伯父が遺した仕事を全面的に任されているという! どうして今まで誰も、そのことを私に教えてくれなかったの? 人生が終わったと思ったあの日から7年が過ぎ、今ようやく、 ジェイソンに捨てられた心の痛みと屈辱から解放されつつあったのに……。 彼の名前を聞いただけですべてが甦り、苦い涙が彼女の頬を流れ落ちた。 故郷に着き、懐かしい屋敷に足を踏み入れたオリヴィアは、 憎んでも憎みきれない、かつての恋人の深いブルーの瞳と再会したーー あの大スター作家ダイアナ・パーマーも大絶賛するマーガレット・ウェイの名作をお贈りします。ジェイソンの非情な仕打ちを忘れられず胸の痛みを引きずっているオリヴィア。けれどもジェイソンと別の女性との結婚の裏には、とんでもない真実が隠されていました。

野の花が隠した小さな天使野の花が隠した小さな天使

生涯最高の恋は、身分違いの恋だった。 だから、この子の存在は秘密だったのに……。 苦学生の身で妊娠して実家を追い出されたジーナは、今は仕事に就き、 太陽のように明るい3歳の息子と平凡ながら幸せに暮らしていた。 息子の父親カル・マッケンドリックと出逢い、愛し合った4年前、 ジーナは彼の叔母に身分をわきまえて身を引くよう諭され、 別れを告げることもなく、彼の前からそっと姿を消した。 それなのに今、突然カルが玄関前に現れ、ジーナは卒倒しそうになった。 なぜカルがここに? もし親権争いになったりしたら、 名門マッケンドリック一族の彼に太刀打ちできるはずがないわ! 案の定、自分と同じエメラルド色の瞳の息子を見て、カルが冷たく言った。 「どうやら話し合わなきゃいけないことがたくさんありそうだ」 大スター作家レベッカ・ウインターズとともに、涙誘われる感動作を多く描いてHQイマージュを支えた名作家、マーガレット・ウェイの貴重な初邦訳です! かつてジーナの身も心も魂も奪った唯一の男性カルとの、身分違い&シークレットベビー・ロマンスをどうぞ。

初恋の夢のあとで初恋の夢のあとで

わたしの愛する一人息子は、 初恋のあの人と同じ目をしている……。 身代が傾いたシャーロットの一族の屋敷を買い取ったのが、 かつて愛を捧げた恋人ローハンと知り、彼女は打ちのめされた。 シャーロットの兄が川で溺れて亡くなったあと、 兄と一緒にいたローハンは責めを負って、追われるように町を出ていった。 その彼が、幾年もの年月を経て今、大富豪となって再び彼女の前に現れた。 「これはわたしへの仕返しなの、ローハン?」 あまりの衝撃に気が遠くなり、その場に倒れ込んだシャーロットは、 彼の強くたくましい腕に抱え上げられたことにも気づかなかった。 ただ、ローハンに知られることが怖かったーー7歳になる息子が、 彼と同じブルーダイヤモンドのような瞳をしていることを……。 眉目秀麗にして頭脳明晰、出世頭になると目されていたローハンが大物となって町に帰ってきた、その本当の目的とは? 2022年に惜しまれながらこの世を去った大作家マーガレット・ウェイが書き上げた上質なシークレットベビー・メロドラマをご堪能ください!

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