2010年11月3日発売
女性向けジャズをコンセプトに、アウトドアや海辺をイメージして制作されたクリスマス・アルバム。大城蘭の伸びやかでリラックスした歌声や、スティール・パンの音色などは、カフェ的な空間で映えそうなサウンド。ブックレットも丁寧かつオシャレな作りで抜け目ナシ。
メインストリーム・レコードのレア・グルーヴ名曲集。ジャズ・レーベルとしてスタートしたメインストリームは、途中からソウル/ファンク路線へ切り替えた。その時代にスポットを当てたコンピ。音楽はすべてソウル系だが、有名なジャズメンによる録音もある。
歌謡史に埋もれたラップ曲を集めたコンピレーションの第2弾。おなじみのいとうせいこうを筆頭に、故・谷啓、野坂昭如、野村沙知代など、クセのある面々の作品ばかりが発掘されている。
戦前ブルースマンのBOXセット・シリーズ第3弾は、ブラインド・ウィリー・マクテル作品集。12弦ギターと高音ヴォーカルで知られる彼の1927〜40年代の録音が、4枚組でたっぷりと味わえる。
ウェッサイ・ファンの愛読誌『カスタム・ローライディング』がおくるコンピレーション。ギャングスタ・ゾーン・レーベルの音源を使用したもので、ファンキーなヒップホップが楽しめる。
札幌を中心に活動、上海万博の音作りにも携わった人気DJが放つリミックス集の第2弾。前作は2009年1月リリースだったから、その間に彼がいかに多くのアーティストと交流し、リミキサーとして手腕を発揮したかがわかる。吉田兄弟、May J.など、多彩な顔ぶれの楽曲がDAISHIを通じて生まれ変わる。
メロディアスな曲をきっちり書ける自作派の新進R&B歌手、日本制作のデビュー作。オートチューンも自然体で用い、草食系の現代R&Bヴォーカル・アルバムを提出。「ヴァーチャル・インサニティー」はもちろんジャミロクワイ曲の素直なカヴァーで、その持ち味にも合い、かなり甘美。