2009年8月19日発売
ジャンルを問わず傑作を作り出してきた直木賞作家でもあるなかにし礼の作品をコンパイルした2枚組アルバム。自ら歌った「時には娼婦のように」をはじめGSから演歌、歌謡ポップス、さらにはノヴェルティ・ソングに至る数々の名曲を収録。
いしだあゆみの「ブルーライト・ヨコハマ」をはじめとする数々のヒット曲を生み出してきた作詞家、橋本淳の代表的な作品を集めた2枚組アルバム。作曲家の筒見京平とコンビを組んで作り出した「雨の日のブルース」「夜汽車」なども収録している。
ドラマ『メイド刑事』の主題歌でもある8枚目のシングル。ドラマのストーリーを聞いてから彼女が書き下ろした曲で、初めて恋愛の実体験を綴っている。リアルな感情が詰め込まれた歌は、アップ・テンポな曲をさらに力強く鼓動させる。恋に一途な彼女自身も見えてくる。
元デスティニーズ・チャイルドの可憐ヴォイスの持ち主、全米1位に輝いた2006年作に続く第2作。普遍的な愛の日記、といった内容を求めたそうだが、さまざまな作家(NE-YO他)、制作者(ハロルド・リリー他)、ゲスト(リュダクリス他)らを集めた華満載の仕上がりだ。
ラトルによるマーラー「夜の歌」を収めた作品。第7番はマーラーの交響曲の中では比較的評価の低い作品で、冗長などと楽章間の出来不出来も指摘されているが、そうした欠点を逆手にとって魅力を表出させるという離れ業をみせている。
ハーディングの実力を広く認めさせた快作。速めのテンポで鋭いリズムと重厚な響きとを両立させ、ベートーヴェンの新たな切り口と魅力を提示してみせた。まことに爽快で精悍なベートーヴェンだ。
パールマンの2度目の録音となるブラームス。一点の曇りもない明瞭なヴァイオリンと堂々としたバレンボイムの指揮とが相まって、スケールが大きく明朗なブラームス像が浮かび上がっている。多くが楽しめる演奏だ。
当時13歳だったハンナ・チャンのデビュー・アルバム。彼女の最大の理解者だったロストロポーヴィチによる万全のサポートの下、伸び伸びと演奏している。ハンナ・チャンの大物ぶりが実感できる一枚といえる。
発売元
ユニバーサルミュージック60年頃の、スメタナSQの鋭くも温かい演奏を聴くことができる名演として、高い評価をする人も多い作品。モーツァルトの繊細さと革新性、明快さといくばくかの晦渋さを見事に表現し尽くしている。
アンスネスの20歳前後のころの録音。伸びやかで表情豊かに颯爽とした演奏を聴くことができる。明敏なリズムと繊細さによって、抒情的な表現力も新鮮な印象をもたらしたている。いまだに感動を誘う一枚だ。
ゲオルギューのEMI移籍第1弾となるアルバム。ヴェルディ、プッチーニ、マスネなどのリリカルな役を得意としていたゲオルギューが、ドラマティックな歌やコロラトゥーラに挑んだ意欲作として注目された作品だ。
発売元
ユニバーサルミュージックフランス・オペラのアリアばかりを集めた、カレーラスにしては珍しいアルバム。テノーレ・リリコの特質を生かして、フランス特有の優雅で流麗な旋律と見事に適合している。カレーラス本来の魅力が発揮された一枚。
今やオーストラリアを代表する彼らがレーベル移籍、心機一転で放つサード・アルバムは、ロックの真髄を見せつけるソリッドな快作に仕上がった。先達の残したロックの美味しいところを凝縮した音づくりがとにかく痛快! シングルの「シーズ・ア・ジーニアス」ほか、全編で醍醐味をたっぷり味わえる。
6thシングルとなるこの曲は、日本三大清流の1つ、柿田川が歌の舞台。清々しい歌声で、“富士山が造った東洋一の湧き水”といわれる大自然の清流を見事に表現している。師匠・水森英夫作曲のスケール感ある楽曲に、仁井谷俊也による作詞。
冒頭から涼しげなコーラスに耳を奪われる、5人組ビジュアル系バンドのメジャー・セカンド・シングル。ひたすらポップなメロディとアコギ&キーボードをフィーチャーしたキラキラ目映いサウンドはエモーショナルだが湿度控えめ。さながら潮風の如き爽やかさだ。
2009年8月19日発表の1stアルバム。デビュー・シングル「アイツムギ」やフジテレビ系ドラマ『エゴイスト〜egoist〜』主題歌「誰カノタメニ」、NHK『みんなのうた』で放送された「あさな ゆうな」ほかを収録。
メンバー・チェンジにより4人になった“チェリブロ”のミニ・アルバム。スケール感のあるサウンドとちょっぴり切ないメロディが心地良いポップ・チューン「星空トライアングル」などを収録。
2005年結成、インディーズで活躍していたTHE SPINのメジャー・デビュー・シングル。アニメ『バスカッシュ!』の主題歌で、イントロなしでいきなり女性ヴォーカルのシャウトで始まるのはインパクト大。ソリッドでコンパクトなロック・チューンでかなりの爽快感あり。