2009年6月発売
ウクレレ・フリーペーパー『Rolling Coconuts』の創刊10周年を記念したコンピ盤。個性的で質の高い演奏や歌が詰め込まれており、ウクレレ愛にあふれた作品となっている。
自作曲に合わせて絵を描きながら歌うペインティング・シンガー・ソングライター、洸平のシングル。BSフジ『Beポンキッキ』の挿入歌に起用された、親しみやすく優しいメロディが魅力のナンバーだ。
ガールズ3ピース・バンドによる、メジャー・デビュー後初のフル・アルバム。表現力豊かな変幻ロリータ・ヴォイスで、独自の歌世界を披露。サウンドは骨太で安定感があり、個性の強いヴォーカルをしっかりと擁護。見事メロディアスにまとめ上げている。
タイトルはベストだが、全曲スタンダード調弦のウクレレ1本での完全新録音。オリジナルとカヴァー曲が半々の構成で、全体が落ち着いた感傷とでも言うべきムードに貫かれている。テンポの揺れ、甘い音色、集中と弛緩の緩急……すべてがひたすら心地よい傑作。★
ボサ・ノヴァ、ラテン、ジャズなどを取り入れた、都会的でお洒落な爽快感あふれるサウンド。それが彼らの変わらぬ魅力である。マイク・ライリーを核とする英音楽ユニットの、84〜2002年作から選曲された(by橋本徹氏)編集盤。結成当初在籍していたバーシアの歌声も楽しめる。
自分を見つめる強さと外の世界への優しさが微妙なバランス感を醸し出すリリックスと、そのややハスキーな歌声が渾然一体となって独自の世界観を生みだす14枚目のシングル。凛とした女性の潔さや時に垣間見える感情の揺れが、心地よい浮遊感を育む。
プレトニョフの来日を記念した、ベートーヴェン交響曲全集からの分売。1フレーズ、1音に至るまで徹底的に考え抜かれ磨き上げられた、新鮮で刺激的な演奏として、大きな話題をさらった作品。一聴の価値大の演奏だ。