2009年10月発売
昭和を代表する歌手、鶴田浩二の23回忌を機に制作されたベスト盤。「赤と黒のブルース」をはじめとする、ブルース、軍歌、流行歌など、昭和歌謡の歴史を彩った名曲の数々を収録。右手小指を立て、マイクを白い“ハンケチ”で包む独特の姿が脳裏に蘇る一枚。
昭和を代表する映画スターとして数多くの映画に出演し、歌手としても独特の歌唱法で多くのヒット曲を生んだ鶴田浩二による、1970年発表のアルバム。戦いのなかで人々の心を支えた“軍歌”を集めた名盤。
自身初のスタンダード作はスタジオ録音だがライヴ特有のスピード感と熱気に満ち満ちている。気鋭の若手によるバックの活きの良さも大きい。布川は「ムーン・リヴァー」「おいしい水」「ユー・アー・ザ・サンシャイン・オブ・マイ・ライフ」などジャズにとどまらない名曲群を見事に自分色に染め上げ、ジャズ・ギタリストとしての魅力を存分に聴かせ、楽しい。彼はさらに前進し続ける。
5人組ロック・バンド、High Speed Boyzの2ndシングル。言葉が直球で胸に飛び込んでくるハード・エッジなナンバーで、エレクトロニックのクールな部分とロックのホットな部分のミックスも絶妙だ。
ムード歌謡の名曲を集めたコンピレーション・アルバム。シリーズ第4弾の本作は、男性ヴォーカル曲をレコード・メーカーの枠を越えて収録。ダンディでセクシーな歌声にどっぷりと浸れる。
三田明の青春歌謡を中心としたベスト・アルバム。ヒット・シングル「美しい十代」、そのアンサー・ソングとして2009年5月にリリースした「美しい時代をもう一度」など、爽やかな歌声が楽しめる。
2009年8月発売のシングル「海人恋唄」をリード曲にした三沢あけみのベスト・アルバム。大ヒットとなった「島のブルース」をはじめ、芸能生活50年の間に生まれた名曲の数々を堪能できる。
2004年、14年ぶりに全盛期のメンバーで再始動したヨーロッパの、復活後第3弾アルバム。北欧メロディック・メタルの礎を築いた彼ららしい哀愁のポップ・メロディと、重厚なハード・ロック+壮大なオーケストレイション・アレンジの堂々たるスケール感は、ベテラン・バンドならでは。
林あさ美のベスト・アルバム。96年のデビュー・シングル「つんつん津軽」からの全シングルを収録。徐々に大人の女性の色気が増していく、その変化の過程を感じることができる。
イケメン演歌歌手、山内惠介のベスト・アルバム。哀愁歌謡として人気の「風蓮湖」「想い出小樽」ほか、全シングルを収録。さらには笠置シズ子の「東京ブギウギ」など、名曲のカヴァーも。
メジャー9枚目のシングル。「四季」は、川端康成原作映画『掌の小説』主題歌。ストリングスを用いた艶のあるサウンドをバックに、恋する感情と季節の移ろい描写を重ね合わせた文学的なリリックを展開。「戯曲 かごめ謡」では童謡「かごめかごめ」をフィーチャーするなど、全体に和のテイストを漂わせている。
天満敦子は、年間100回を超えるコンサートの半数以上が無伴奏だという。このアルバムを聴けばそのことがわかる。情感たっぷりに歌い上げる彼女の演奏に伴奏は必要じゃないよ。というか、無伴奏では、思いっきり感情を込めて表現できるからだねえ。ファンには堪らんだろうなあ。