2008年5月発売
高橋悠治は晩年のモンポウの孤高な魂に寄り添って、簡潔な書法に秘められたセンシティヴな詩情を時にやさしく、時にシリアスに描き出す。作品全体に通底する諦念にも似た透明な寂寥感が、波紋のようにじんわりと広がっては静かに消えてゆくさまに慰めを覚える。★
世界的ロック・フェス“SXSW”にも参加した4人編成バンドによるパンチの利いた一枚。TVアニメ『隠の王』オープニング・テーマでもある「CRAWL」は、弾けるリズムにアクセントを加えるギター、男女ツイン・ヴォーカルのハーモニーが織り成す不思議な響きが印象的だ。
J-POPカヴァーの先駆者による洋楽カヴァー盤。元気なパンク・チューンも、美しい名曲も、ムーディなバラードも、すべて心地よいレゲエに! 耳にすっと馴染むヴォーカルで、6、7、9曲目など最近のヒット曲からレゲエ本家の「Turn Your Lights Down Low」まで新鮮な驚きを与えてくれる。
元オルケスタ・デル・ソルのリード・ヴォーカルであり、現在はタンゴ歌手として世界で活躍する彼女にとってエポック・メイキングになりそうな一枚。幻の名曲と言われるタイトル曲をサルサとして展開しているわけだが、実にこれが優しく、心地よく、清々しい。
初代ヴォーカリストのゲイリー・バーデン、ドン・エイリー、サイモン・フィリップスら、名うてのメンバーを揃えたマイケル・シェンカー・グループのアルバム。メロディックで流麗なシェンカーのギターが楽しめる70年代同様の堂々たるハード・ロックは懐かしくも新鮮。
日本を代表するジャズ・ピアニスト、辛島文雄の約12年ぶりとなるピアノ・ソロ・アルバム。スタンダード・ナンバーのみを取り上げて演奏することをコンセプトに、コンサート・ホールでレコーディングされたクオリティの高い作品だ。