2008年5月発売
ジャズ界の重鎮であった世良譲がその親しい仲間たちと繰り広げる、寛いだジャズが満載のオリジナル第1集。テレビなどではその軽妙な語り口でも親しまれていたが、その一端は仲間たちと語り合うライナーでも楽しめる。どれもがお馴染みの名曲で飽きることがない。
今回再発された本作、オリジナルのリリースは77年。この時代にしてはかなりストレートアヘッドなジャズなるも、のっけからグイグイ引っ張る横内章次のグルーヴィなギターと、4ビートからラグタイム風まで楽々こなす世良の懐の広さが何とも頼もしい。
西直樹が、東京ユニオンのリーダーとして活躍していた高橋達也をサックスに迎え吹き込んだ、81年発表のアルバム。極上のバラードからブルースまで、西のピアノの醍醐味をじっくりと聴き込める。
在学中の80年にデビュー作を録音した西直樹。これは81年録音のリーダー第4作。それまでの3作と違って、トリオといってもドラムレスというところがユニーク。横田昭男のギター、河上修のベースを伴った編成でビ・バップの名曲をスピード感いっぱいに熱演している。
5作目にして初めてのスタジオ録音盤。オーソドックスなピアノ・トリオのフォーマットで、繊細なタッチのピアノを披露している。メロディを大切にした叙情的な演奏に、西のさまざまなアイディアが加味された、飽きのこない味わい深さが魅力の一枚。
猪俣猛率いる“フォース”のアルバムの初CD化。参加メンバー、西直樹のトリオレコード録音を復刻するシリーズの一枚。ヴァイブ入りカルテットでMJQと同じ編成だが、ドラムがバンドを推進するところが違う。フュージョン・ブームの中、4ビート・ジャズ回帰を示した。
浜田の優しい音色のヴァイブが心地よい2曲目、西のソロに思わず涙を誘われる3曲目、スウィング魂を見せつける6曲目と縦横無尽な4人が実力を発揮した。“日本のハンプトン・ホーズ”とうたわれた西が個性を発揮する、80年代のJ-JAZZの進路を予感させた一枚。猪俣も絶好調。
愛内里菜の約2年ぶりとなるオリジナル・フル・アルバム。日本テレビ『汐留☆イベント部』のテーマ・ソングに起用されたタイトル・ナンバーをはじめ、いっそう情感豊かになった歌声が響きわたっている。
発売元
株式会社ポニーキャニオン女流テナー奏者は珍しい。女性だと力負けしてしまうからだろうが、Hitomiはそんなハンデをものともせず、軽やかにこの楽器を吹き鳴らす。力の抜け具合がいいし、スタンダードとオリジナルを混ぜ込んだ構成も、ジャズの楽しさを味わわせてくれる。