2007年11月21日発売
自作の新作落語を演っている喬太郎が、ここでは原作者のいる噺を演っている。青森の女のコを東京タワーへ案内する「東京タワー・ラヴストーリー」。退屈を持て余している連中に呼ばれた落語家の噺「赤いへや」(江戸川乱歩原作)は妙にシュールな噺だ。
発売元
日本コロムビア株式会社6月にリリースしたベスト盤も好調な矢野沙織の、オリジナル・アルバム第5弾。ロニー・スミス(ハモンドオルガン)、ピーター・バーンスタイン(G)、ウイス・ナッシュ(Dr)との共演で、「ダニー・ボーイ」「星に願いを」他のスタンダード曲、ユーミンの「ベルベット・イースター」、オリジナル曲(5曲)を収録。
2007年12月放映のドラマ『まだ見ぬ父へ、母へ〜全盲のテノール歌手・新垣勉の軌跡』のサントラ。ベスト盤的な内容ながら既発は4曲のみで8曲が新録音、バックの室内オケの編曲も丁寧で質の高いつくり。過度に歌い上げることのない、温かで素朴な歌唱が心に染みる。
ハチャトゥリアン没後20年企画として録音されたもので、1957年に徹底的な改訂がなされたボリショイ劇場版を使用している。全曲版初のデジタル録音としても話題となった。演奏も力の入った共感にあふれたものだ。
死の9日前、交響曲第6番を初演した時のコンサートを再現したライヴ盤。「悲愴」は、オリジナル楽譜版を使用している。フェドセーエフの熱のこもった演奏が印象的で、ニコラーエワとのピアノ協奏曲も秀逸。
久しぶりに録音された全曲集ということで、注目されたアルバム。メンデルスゾーンの歌謡性と、清新なロマンティシズムに満ちていて、各曲ごとの性格分けも明確。豊かな表情をたたえた演奏を聴かせてくれる。
ショパンのノクターンに影響を与えたアイルランドの作曲家フィールドのノクターン全曲集。ショパンほど強く情感に訴える濃密さはないが、淡いロマンに彩られている。その特技をポブウォツカは見事に引き出している。
95年の『ランド・オブ・ザ・フリー』の続編となる、2年ぶりのアルバム。ジャーマン・メタルを代表するバンドの一つだが、ジューダス・プリーストのドイツ解釈(歌詞は英語)と呼ぶべき、ピュア・ヘヴィ・メタルとして光沢まばゆい逸物だ。「ブラッド・レリジョン」は日本盤のみ。