2002年4月発売
北欧の悪がきロックンロール・バンドのミニ・アルバム。(1)はどこか哀愁漂うボップ曲で新作からの選曲。(4)はINXS、(5)はアリス・クーパーのカヴァー。みなタイプは違うものの、ヘタウマ・プレイでなぜか彼らのオリジナルに聴こえる愉快な一作。
韓国に造詣の深い演歌歌手、神野美伽が歌うNHKテレビ『みんなのうた』。サッカーのワールドカップ日韓共催を意識しての企画で、日本語のほか、ハングル語ヴァージョンも収録。
“メモリが足りなくなっても”とか“最高速は400”など、今どきの言葉がちらほらと出てくる、マイナー調のラブ・ソング。カップリング2曲目は、落ち込むなか強がりでふんばる男の歌。3曲目は、メンバーの一人、野田氏の自室でのすべて自作自演の素朴な作品。
87年からマイペースな活動を続けるパンク・バンド、THE RYDERSへのトリビュート・アルバム。彼らを愛するバンドたちの素直な気持ちが出ている。(12)はPEALOUT、NEW ROTeKA、ロリータ18号、KEAD DENNEDYSのメンバーによるユニット。
制作・出演
アナスタシア・チェボタリョーワ / アーネスト・ボズデーエフ / イゴール・ポルタツェフ / セルゲイ・スタルチェス / ドミトリー・イラリオノフ / マルガリータ・ベリッシス / ロシア・シンフォニー・オーケストラ・カルテット / ロドリーゴ / ヴァレンチン・クラシーニコフ発売元
キングレコード株式会社ロシア出身の彼女のセカンド・アルバムは、定番ものに加えジプシー・キングスまでをも含んだスペイン音楽集。鮮やかなテクニックで感情の綾を繊細に、また開放的に歌っている。音も美しく、ストラディヴァリの中でもロシア国宝級の銘器“ヴィエニャフスキ”を使用しているという。
2002年の1月に西本はこのオケの首席指揮者に就任したが、その折に録音された演奏が早くもリリースされた。若さに任せて自分の才能をあれこれひけらかすよりも、まずはじっくりと地に足の着いた音楽作りを目指しているかのよう。特にリズムの良さが顕著。
発売元
キングレコード株式会社西本智実が首席指揮者に就任したばかりのオーケストラを率いてのチャイコ。骨太で厚みのあるオケをしなやかに鳴らして、壮大なドラマを力強く推し進めていく西本の本領が遺憾なく発揮されている。ファンタジックで温かなぬくもりを感じさせるステキな演奏だ。