2000年発売
62年発表のデビュー盤。極東の島国でもおなじみのPPMの、特に団塊の世代には忘れられない(2)(8)(9)(10)(12)などを収録した永遠の名盤だが、60年代以降に生まれた若い音楽ファンが聴いても、やっぱり懐かしいと思うらしいから、音楽ってのは不思議なもんだ。
モダン・フォークの雄PPMのセカンド・アルバムで、63年に発表された。同年夏の大ヒット(5)や日本で大いに受けた(2)、シング・アウトの定番(6)など、今聴いても実にモダンなサウンドなのです。彼らの魅力を一言でいうなら“陽気な知性”だろうか。
ジャンルを超えたアーティストとのコラボレーションが大好きなブロドスキーQ。ベスト・アルバムとなってはいるが、彼らのそんな柔軟な音楽性にスポットを当てた構成。コステロとの顔合わせは今も新鮮だが、クラシックの小品たちの美しさも特筆ものだ。
R&B、カントリー、ブルースをルーツとした良質のアメリカン・ミュージックを創造する屈指の女性シンガー、トレイシー・ネルソンが71年にバンド名義で発表した名盤。エリック・カズをはじめとする選曲のセンスと卓越した歌唱力は、当時が際立っていた。
昨年11月にこの世を去ったテックス・メックス野郎。近年はテキサス・トーネイドーズの一員としても活躍していた彼の74年の傑作がコレ。タイトル通りグルーヴィで親しみやすいアメリカン・ロックのオンパレードで和む。白黒イラストのジャケもいい。
バーズ脱退後の73年に発表した初ソロ。バンジョーやマンドリン、フィドルを前面に出したカントリー/ブルーグラス色濃い内容で、盟友ギブ・ギルボー、クラレンス・ホワイトらの好サポートも光る。リトル・フィートのカヴァー(4)や(11)などのバラードが染みた。
剣の舞だろうが夜の女王のアリアだろうが、速いパッセージを軽々と吹いていく。フィンランド期待のトランペッターだ。巧い、そして音色も魅力的だ。それ以上にどこかクールさのある表現に惹かれる。ヴォカリーズや憂鬱なワルツの透明な叙情にこそ注目。