2000年発売
カナディアン・スラッシュ5人組の1st。メロディックなアコースティック・サウンドを加味させた本作は、2流スラッシュと違って、曲構成に深みがあり、スリリングな駆け引きが正に圧巻。様式美スラッシュの真髄ここにあり。今後の彼らに期待できそう。
ゾクッ、コレはたまらない。ザクザクしたギターが何とも気持ちがイイのだが、それ以上に、クラシックを彷佛させる曲展開と流麗なソロワーク。コレが、スピーディで力強いリズムにのせられて、耳に胸にとびこんでくる。病みつきになりそうだ。ゾクゾクッ。
ヘヴィ・メタル・ファンのあいだではとみに評判の高いアナイアレイターの、1年をかけて完成した3作目。緩急自在のギター・ワークとシャウトするヴォーカル。ただの速弾きだけではなく、ヘヴィ・メタルのセオリーをしっかりと表現できるバンドだ。
2年振り、ファン待望の2nd。テクニックとドラマチックなメロディ、湿ったヴォーカルで迫る様は典型的なブリティッシュ・スタイルを彷彿させるが、彼らは、生粋のアメリカン・バンドだ。地味ながらも正統派メタルの意地がストレートに伝わってくる。
3年間の沈黙の後に登場の2作目。メタリカ的な鋭利な攻撃力とメロディアスなヴォーカル・ラインとが共存。重々しいサウンドはかなり綿密に作り上げられている。できすぎなのが物足りない曲なきにしもあらずだが、全体に高テンションが保たれている。
マニアの間ではブラジルのメタリカと呼ばれるほどにビッグになった彼らの新作。ファッジ・トンネルのメンバーをアドバイザーに起用、パンク、ハード・コア、スラッシュ、エスニックをごった煮にしてまとめ上げた、手の込んだ密度の濃い大作だ。
褐色のスーパー・ギタリストとして知られる彼の古巣シュラプネル・レーベル復帰第1弾。全曲インストだが、今回は攻撃的な力も大いに発揮する一方で、この人らしい劇的で映画音楽のように叙情的でもある演奏を満載。近作のなかではベストといえる出来だ。
褐色のイングヴェイ・マルムスティーンと言いたくなるほどに、トニーもクラシック音楽をモチーフとしたオリジナル曲には定評のあるギタリスト。もちろん、今作でもそんな期待にタップリ応えてくれる。早弾きネオ・クラシックの決定盤。
ジャンル
プログレである。今の時代、こんなにマジにプログレやっているロック・バンドがあるということが嬉しくなってしまう。テクニック、構成力ともかなりのものだ。いいバンドである。個人的にはヴォーカルがもうちょっとドラマティックだともっといいのだけど。
フロリダ出身で、もはやベテランのスラッシュ・メタル・バンド、デスのニュー・アルバム。時代を越えてハイスピードで爆走する音は伝統芸の域に達しているのでは。急に流麗なギター・フレーズが登場してきてうまいこと処理されるのはさすがベテラン。
ニューヨーク出身の4人組による2作目。ゴシック・メタルといった趣でドラマチックに曲を展開していくが、けっこう豪快だ。感情を豊かに表現できているヴォーカルもよし。おばけ屋敷のごとくあちこちの妙な仕掛けがあり、よくできていて楽しめますよ。
ポーランドの5人組が94年に出したアルバム。70年代のジェネシスやキャメルを思い起こした曲調やサウンドは、もろく、はかなげな印象を受ける。でも逆に、ある意味で守ってあげたくなるような気持ちを抱かせるという、不思議な雰囲気に包まれている。
アムステルダムのレーベルMOKUMのコンピレーション盤。タイトルはハードコア・テクノのことで、ほぼ“ズンズンズンズン”とシンプルで速い低音ビートが続くやつのオン・パレードである。ハードコア・パンクやスラッシュ・メタルのファンもどうぞ。
西海岸のラグーナビーチから名前を取ったことでもわかるように、とても晴々とした風を感じさせる、メロウなポップ・ナンバーだ。Lagunaの魅力は、能天気に弾け飛ぶわけじゃなく、日本人の持つノスタルジックさを歌の中に醸し出している点。そこに魅かれる。