1999年発売
ステファン・グロスマンとの素晴らしいデュオ演奏による(1)を含むジョン・レンボーン・グループのライヴ盤。ルネッサンス時代のフランスの舞踏曲である(2)(3)をはじめ、古楽とフォークの大胆な融合をステージ上で見事に再現することに成功している。
日本人女の子バンド、サブ・ポップからのアルバム。パンクとハードなロックンロールが一緒になったような表現で、サブ・ポップが目を付けたのも了解できる。あんまり難しいこと考えずに、勢い重視でブイブイやっている様子は理屈抜きで共感持てます。
ゲーテのファウストを題材にしたこの曲は1時間を超え声楽も加わる大作。難渋なイメージがつきまとうが、この演奏は明快。バレンボイム、ベルリン・フィル、ドミンゴという豪華な組み合わせでリストの雄大なオーケストレーションの渦に身を置くのもよい。
協奏曲では自作のカデンツァを弾くなど、意欲満々。その切れ込みの鋭さや堂々とした風格はさすがである。ただし、音の弱い部分になると何となく生彩がないというか、味が薄くなりがち。録音のせいなのか。ソナタもいい場面はあるのだが。
新作も好調なセバドーが、92年にサブ・ポップから出した4作目。それにしても改めて、汚ぇしショボいし面白すぎる。ロウ・ファイなんて洒落たモンじゃなくて、好き放題やったら偶然できちゃったような・まさに非主流=オルタナティヴのパンク・ロック。
アコースティックとエレクトリック感覚が、みごとなまでのバランスを保っているセバドーのサブ・ポップ移籍第2作。彼らのサウンドの方向性を決定付けたともいえる記念すべき作品。93年発売。
94年、最も良かった来日公演のひとつがセバドーだったが、そのルー・バーロウ率いるトリオの新作がこれ。『Goo』の時のソニック・ユースのように、混沌とした中にも凛とした意志が感じられる全15曲。そこらのロウ・ファイなんかと一緒にしないでね。
シアトル周辺を拠点にするファーストバックスの94年作。スピーディな荒削りロックンロール/パンク・ポップ・サウンドと甘い声で歌われるヴォーカルなのだが、意外と奥深くうっとりさせられるのだ。ラモーンズとモンキーズの出会いみたいです。