1994年6月発売
アルト・サックスとトランペットによるフリー・フォームなデュオ。2人ともパーカッションを併用している。次の瞬間どう展開するかまったく読めないアヴァンギャルドな演奏。現代音楽的な要素も濃厚で、その部分に抵抗を感じる人もいるだろう。
生ピアノと生ギターによる純度100パーセントのアコースティック・デュオ。(1)(2)(9)(10)以外は2人のオリジナル。丁々発止とやり合うデュオではなく、ロマンティックに綴る音のタペストリーといった感じ。フォーク感覚のジャズとでも言えばいいのかな。
昨年、東京でのライヴ録音。音色に清潔感があって、音楽がキチッと組み立てられていてもたれない。ノスタルジアの表出よりも音楽の自然な流れを重視した真面目な演奏といえよう。ただ、音に少し硬さがあるのは、録音ゆえか?
サンフランシスコ出身の27歳のデヴィッドの2作目。1作目は、89年に出ている。テクノ系のディスコ・シンガー。曲も書く。モデル出身ということもあり、ルックスはいい。そこでキャッチ・コピーは「彼こそ男性版マドンナ」となる。
タイトルや曲目からわかるように、本作はオルガン・トリオという編成で挑んだ天才ジミヘンへのトリビュート。同時発売のECM盤と比べると、同ギタリストを含む同編成でも、これほど内容が違ってくるとは吃驚。ロック色の濃い、タイトなリズムがいい。
エディは、プロデューサーとしても活躍する若手ドラマー、カールの実兄だ。これまでファンク〜ラテンなど幅広い活動をおこなってきたが、本作では先に発表されたエンヤ盤と同じ路線の、主流派の好演を聴かせる。共演者ではバロンのサポートが光る。
NYラテンの実力派を総動員し、スタンダーズやジャズ・オリジナルをプレイした“夏向け元気印”のラテン・アルバム。ハンコックの(6)やマイルスの(8)など、サルサへのアレンジがユニークでどれもごきげん。ヒルトン・ルイス再認識を促す楽しい最新録音。