発売元 : ビクターエンタテインメント株式会社
NHKのTVで聴いた(見た)時の別の日の演奏もそうだったが、(2)のソナタが断然すばらしい。これには脱帽。「少年」というけれど14歳。鋭い感性を持った14歳はいるものだ。逆に「幻想曲」は緊張が長続きしない。「マズルカ」は美しい。
1年9ヵ月ぶりのセカンド・アルバムは、お得意の絵が使われたメッセージ・カードが初回特典。もはやライフ・ワークといえそうな「どーした! 安達」も95年版ラガ・ラップとして収録。コーラで飲み明かそうと歌う「気分爽快」もマニアなら注目すべし。
ちょっと前にスマッシュ・ブームを巻き起こした“サーフ・ロック”の火付け役に一役買った彼らのオリジナル盤。(2)はジャズ畑から、(3)はもちろんレノン=マッカートニー、(5)はJ.ガイルズバンド、(8)は加山雄三の曲をそれぞれ彼ら流にカヴァー。スノボにもピッタリでしょう。
宮城まり子とねむの木学園のこどもたちが歌うアルバム。脳性マヒの後遺症を持ったこどもたちの歌声に、アナタは一体何を感じるだろう。こどもたちの生きる証しでもあり、明日への手がかりを求める姿がある。このアルバムは買われたときに意味を持つ。
ロック・ファンなら知る人ぞ知る職人ドラマーのソロ作。ウェンディ・ブルックス、マイク・ポーカロ、シーラEなどをゲストに、ジャズ/クロスオーヴァーのインスト・アルバムに仕上げた。ドラム演奏も目立ちすぎることなく、良質でおしゃれなサウンド。
ヒロリン3年ぶりのLA録音アルバムは、13CATSプロデュース。その13CATSのメンバー以外にもシング・ライク・トーキングの佐藤竹善、藤田千章、デ・ラルスの塩谷哲といったそうそうたるメンツが参加。こういったAORぽいサウンドも似合うんですな。
TVではいつもピアノを弾いたり駄洒落を飛ばしたりしているハネケンさんは、実は作曲・編曲家でもある。これは待望の全曲オリジナル・アルバム。日本の四季を歌ったという12曲は、もの悲しいしっとりした曲が多い。まるでドラマの中にいるみたいにムード満点。