発売元 : ビクターエンタテインメント株式会社
Love you somethingLove you something
オリジナル・メンバーはヴォーカルのヒカゲしかいないが、結成20周年を迎えるスタークラブのニュー・アルバム『魂のないアルバム』からのシングル・カットで、(1)はシングル・ミックスを収録。サウンドはポップだけれど、ヒカゲのパンク魂は不滅である。
脳内シャッフル革命脳内シャッフル革命
今回も衰えることなく、音も歌の言葉も、そしてヴォーカルそのものもトンガっている。もちろんすべて攻撃的だが、単に吠えるだけではなく、軽くいなして楽しく音楽する、気持ちのフットワークの軽さも感じたりする。キツイけど、楽しい作品。
dawnbrightdawnbright
ブラック・ミュージックのフレイヴァーを色濃く出す、シンガー・ソングライター和田弘樹の3rd。今回も細部に渡って練られたアレンジで、アーバン感覚いっぱいのカッコいいアルバムになっている。全体的にジャミロクワイに通じる部分を感じる。
カテドラルカテドラル
クラシック音楽に馴染みのない方でも日曜の午後などにテラスで紅茶を飲みながら楽しめるCDである。バロックの名曲を中心とした選曲のセンスもよい。誠実な演奏も悪くないが、カテドラルの雰囲気を演出するためか残響が大きく、ムード音楽的色彩が強い。
Annie The First!Annie The First!
たしか昨年『Annie』というアルバムを出したはずなので、不勉強ながら『First』なるタイトルの意味は不明なのだが、とにかく1年前と比べてかなり洗練された印象を受ける日本制作盤。ポップな曲が彼女の魅力を見事に引き出していて、これならブレイクも近そう。
立神 伝統の奄美しまうた立神 伝統の奄美しまうた
奄美大島で“百年に一人の逸材”と言われるベテランうたしゃ(島唄唄い)のセカンド。切れのいい挨拶歌(1)から激しい踊り歌(11)まで、裏声を多用したハリのある歌唱を存分に味わわせてくれる。琉球のものより糸が細く、音が高いという三線の響きも聴きモノ。