吾輩は猫である
苦沙弥先生の書斎に今日も集うのは、迷亭、寒月、三平ら、太平の逸民たち。人間どもの珍妙なやりとりを、猫は黙って聞いている。滑稽かつ冗舌な文体と痛烈な文明批評。発表当時から「とにかく変っている」という折り紙がついた、夏目漱石の処女小説。読んで笑うもよし、首をかしげるもよし、深く考えるもよし。
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「吾輩は猫である。名前はまだない」。 生まれてすぐに捨てられ、英語教師・苦沙弥先生のもとに棲みついた猫。 先生の書斎を訪れる学者や詩人はいささか変わり者だったり、金の亡者だったりして……。 1匹の猫の目を通じて、当時の知識人たちの姿を風刺とユーモアあふれる文体で描きだす。 明治38年に漱石が初めて発表した長編小説である本作は、一躍その名を高めた代表作であるとともに、今なお読者の心に爽快な共感を呼ぶ。 ※ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品のカバーとサイトに表示されている画像が異なる場合がございますが、ご了承くださいませ。 ※※カバーの絵柄は(株)かまわぬのてぬぐい柄を使用しています 吾輩は猫である 注釈 解説 山本健吉 『吾輩は猫である』文献抄 年譜 挿画 中村不折 橋口五葉 1962/09/13 発売