ジャンル : 外国の小説
19世紀、激動のフランス。 実際に孤児を養育した経験のあるジョルジュ・サンドが書いた、愛の奇跡の物語。 ……しかし、一日の労働の終わりに、所有するたった二冊の本(福音書と聖人伝)を、一緒に、何度も読み合うこの二人の様子に、「幸福ってこういうものかもしれない」と教わり…(中略)…なんとか訳し終えた。(本文「訳者あとがき」より) はしがき 序 文 捨て子のフランソワ 訳者あとがき
ひそかに富豪の子を産み育てる彼女に 突きつけられたのは、20年の愛なき結婚。 ヴェイルはギリシア富豪ネリオスになんとか連絡を取りたかった。 富豪のせいで彼女は親から受け継いだホテルを乗っ取られたうえ、 どこのホテルでも働くのを断られていた。 1年前ネリオスの自家用機に忍びこみ、彼の魅力のとりこになって 一夜をともにしたことは今も忘れていない。 翌朝、目が覚めたら一人きりで、富豪の部下に追い払われたことも。 失意と悲しみの中、ヴェイルはネリオスの子供を妊娠し、 出産した事実を彼に知ってほしかった。 まさか、女性と一度しか関係を持たない富豪が「裁判で親権を争うか、 僕と結婚するか選べ」と迫るとは想像もしていなかった……。 実力派M・ブレイクが描く大人気テーマ、シークレットベビー・ロマンスです。やむなくヒーローとの結婚を選んだヒロイン。新婚旅行先で甘い日々を過ごすうち、以前抱いた恋心が再燃します。しかしこの結婚には“ベッドをともにしない”という条件があり……。
愛に不器用な二人を結んだのは、 奇跡の一夜に宿った天使。 テスはその日、緊張しながら大企業のCEOネイトのオフィスに 足を踏み入れた。赤ちゃんを授かったの、と早く彼に伝えたい。 数カ月前、パーティでネイトと目が合った瞬間、激しく惹かれ、 熱に浮かされたように一夜を共にして以来の再会だ。 だがネイトは別人のように冷たく、酷い言葉を浴びせかけた。 「金目当てでここに来たのか? 父親は僕じゃない」 無残にもテスは追い払われ、途方にくれて家路につくが、 そこへネイトがまた現れ、さらに責められてようやく気づいた。 彼にとって私は、束の間の情事の相手にすぎなかった……。 テスは涙を堪え、嘘をついた。“妊娠は間違いだったの”と。 USAトゥデイのベストセラー作家ハイディ・ライスが描く、一夜の恋で宿した命に導かれる切ないロマンス! 元恋人に妊娠を偽られた過去がトラウマになっているヒーローは、ヒロインの純粋な愛の力で心を開き始めて……。感涙必至の珠玉作です。
もう恋人のふりはできない。 あなたの子を身ごもってしまったから。 エリサは落ち着きなく、年上の隣人キングのベッドに横たわった。 なぜ彼は電話で「僕のベッドで待っていてくれ」だなんて、 おかしな頼みごとをしてきたのかしら? すると物音がして、キングが美しい女性を伴い寝室に入ってきた。 女性はエリサの姿を認め、明らかに動揺した様子で走り去った。 キングに事情を問いただすと、なんと彼女は彼の弟の妻だという。 つまり許されぬ想いを抱いた義妹を遠ざけるお芝居だったのだ! エリサはふと、義妹へ向けるキングの優しい眼差しを思い返し、 胸がちくりとして動揺した──変ね。彼はただの友人のはず。 やがてエリサは自身の恋心に気づき、純潔を捧げてしまうが……。 ロマンス小説界の重鎮ダイアナ・パーマーの、鮮烈な初期作をお届けします。ヒーローと義妹の仲を訝しみ、嫉妬に耐えきれなくなったヒロイン。彼のプロポーズを断り、身重の体で家を出て、ひとりで新たな一歩を踏みだすことに。ヒロインの好感度の高い逸作です!
二人の願いは一つなのに、 叶えられないのがせつなくて……。 上司で相棒のマックと働く救急救命士のジュリアは、 聡明で、勇敢で、たまらなく魅力的な彼に密かに想いを寄せていた。 仕事を通じて苦楽や感動を分かち合い、絆を深めてきたが、 ジュリアにはこの恋を前に進められない心の壁があった。 3年前に病のため子を望めなくなって元婚約者に捨てられて以来、 それが胸の傷となって恋愛に消極的になってしまったのだ。 かたや、マックは10年前に当時の恋人が妊娠したとき、 彼は子供が欲しいと願ったのに、相手は一方的に堕胎して去っていった。 以来、いつか父親になりたいと心から願っているとマックに告げられ、 ジュリアはこの恋から身を引くため、せつない嘘をつく……。 幼くして両親と死に別れたジュリアも、本音では好きな人と温かい家庭を築きたいけれど、相手の願いを叶えてあげられないのはとてもつらいことでした。そんな彼女がマックを想うからこそつく心にもない嘘に涙を禁じえません。名作家A・ロバーツが贈る感動作!
少年に扮して働いていることは、 女嫌いの城主には秘密、のはずだった。 理不尽な里親に耐えられず家を飛び出した孤児のジョアンヌ。 さる古城で住み込みの仕事を得たが、気がかりが一つあった。 城の主人のパトリックが若い女性を雇わない主義らしく、 彼女は少年のふりをして働き、暮らさなくてはならないのだ。 幸い、城には目の悪い家政婦がいるだけで、主人が戻ることはまずない。 そんなある日、近くの小川で泳いでいたとき、 ハンサムな黒髪の男性と出逢い、ジョアンヌは彼を強く意識した。 でも私は少年として働く身。誰にも女だと知られてはいけない……。 逃げるように城へ帰ったジョアンヌは、驚きの人物に迎えられた。 さっき小川で出逢った男性ーー彼はなんと城主パトリックだったのだ! 不遇な人生から這い出し、生きるために男装生活を選んだヒロイン。傲慢で女嫌いと聞く城主パトリックに女性だと知られたら、解雇はまぬがれないと覚悟していましたが……。英国の人気作家ソフィー・ウエストンが描いた、男装ヒロインと年上富豪ヒーローの純愛物語。
どんな邪魔にも、いじわるにも、 この恋心はつぶされない……。 看護師長のフィービーは、結婚退職を決めた看護師の妹に泣きつかれ、 妹になりすましてオランダの病院に勤務することになった。 上司で名医のドクター・ルシウス・ファン・ソメレンは、 妹の話では少しぼんやりした仕事の虫ということだった。 ところが、対面した相手は青く輝く瞳が印象的な男性で、 すぐにフィービーが替え玉だと見抜いた。 怒らず事情に耳を傾けてくれる彼は、包容力のある大人そのもので、 まだ本当の恋を知らないフィービーはかすかに胸をときめかせた。 けれど、招待されて訪れた彼の家には、反抗的な幼い息子と、 敵対心を燃やす若く美しい家庭教師が待ち受けていて……。 1973年の物語の誕生から日本語版の刊行までに40余年を費やした、幻の作品をお贈りします。ヒロインの恋は、美しいけれど毒を持つ家庭教師の邪魔を耐え抜くことができるのでしょうか?
父も母も知らない孤独な乙女が出会ったのは、 愛を拒み、情熱しかくれない冷酷な大富豪。 これは運命? ハンサムなフィレンツェの大富豪リオとの再会に、 エリーは息をのんだ。地味で平凡な私に彼はわざわざ会いに来たの? 彼に惹かれる気持ちをとめられず、エリーはバージンを捧げた。 けれど、彼女が無垢だと知ったリオの瞳は、怒りに燃えあがった。 まるで罠にかけられたかのように冷酷な言葉を浴びせる。 「金めあての女でも、妊娠しているかもしれないから結婚はする。 だが、赤ん坊ができていなければ離婚だ」 愛を夢見ていた心に突き刺さる、あまりに残酷な宣告。 希望のかけらもない結婚の条件に、エリーは心を打ち砕かれ……。 豪華ヒーローが三姉妹と恋におちるリン・グレアムの感動3部作〈三姉妹はシンデレラ〉。2話目は次女エリーの物語です。壁の花ヒロインの不器用な恋心は、愛を疑うプレイボーイ大富豪にはたして届くのでしょうか? 最終話『愛に屈したギリシア富豪』は行方知れずだった三女ルーシーのシークレットベビー物語です!
英国ロマンスを代表する大作家の名作2編。 優しさがあふれる癒やしのアンソロジー! 英国が生んだ大作家、ベティ・ニールズとジェシカ・スティールの優しいロマンスを収録した癒やしのアンソロジーをお贈りします。人生でつらいことがあっても、永遠に降り続ける雨はありません。雨上がりにはきっと幸せが待っていると思わせてくれる名作2編!
セロニアス・エリスン(通称モンク)はアフリカ系アメリカ人で、大学で教鞭をとりながら小説家として文学的な作品を書いている。彼の目からみると黒人を売りにしたレベルの低い作品が世間ではベストセラーとなっていた。モンクは三年ぶりにロサンゼルスから実家のワシントンに帰り、医師の姉や高齢の母に会う。姉からは母は物忘れが目立つようになり、金銭的にも困りそうだと告げられる。ロサンゼルスに戻ったモンクは教授昇進が決まったことを知るが、小説は十七社から出版を断られていた。エージェントからは「黒人らしさが足りない」などと言われる。 その後、姉が事件に巻き込まれて再度ワシントンに飛んだモンクは、兄が離婚して多額の借金を抱えていることを知った。モンクは母と家政婦が住む家に引っ越して休職する。エージェントに電話をすると、小説はさらに三人の編集者から断られていた。 モンクは亡き父の書斎に入り、父が使っていた古いタイプライターで小説を書き始める。一気に書き上げたその中編小説は、モンクにとって到底発表できないような低俗極まりない作品だった。しかし、別名スタッグ・リーで書いたその原稿をエージェントが大手出版社に送ったところ絶賛され、多額の契約金で出版されることに。モンクは、やりとりは基本的にエージェント経由とし、決してばれないようにスタッグ・R・リーを演じようと考えるが、作品は非常に大きな注目を集めていき……。 2024年アカデミー賞脚色賞を受賞した映画『アメリカン・フィクション』原作小説。 (ERASURE by Percival Everett) 【著者略歴】 パーシヴァル・エヴェレット Percival Everett 1956年米国ジョージア州生まれ。アフリカ系アメリカ人作家。南カリフォルニア大学卓越教授。『ジェイムズ』(木原善彦訳、河出書房新社)で2024年全米図書賞、2025年ピューリッツァー賞などを受賞。著書にブッカー賞最終候補作『赤く染まる木々』(上野元美訳、早川書房)、ピューリッツァー賞最終候補作『Telephone』ほか。本書を原作とした映画『アメリカン・フィクション』が2023年に公開され、アカデミー賞脚色賞を受賞。 【訳者略歴】 雨海弘美 (あまがい・ひろみ) 翻訳者。訳書にミシェル・ザウナー『Hマートで泣きながら』(集英社クリエイティブ)、クレア・ノース『ハリー・オーガスト、15回目の人生』(角川文庫)などがある。
テムズ川で溺死体が発見された。ボーシャン警部の捜査により、30年前、企業年金を横領して姿を消したCEOの事件との関連が浮かび上がる。さらに少女失踪事件も抱える彼は、排他的な上流階級に苛立ちながら聞き込みを続ける。エドガー賞最優秀長篇賞受賞作
マジックリアリズムで描くひとりの少女がたどる、カナダ先住民の喪失と再生の物語 ハイスラ族の居留地を舞台に、先住民の伝説と現代が交錯する── イーデン・ロビンソンの傑作長編デビュー作 1970〜80年代、カナダ・ブリティッシュコロンビア州西海岸、先住民ハイスラ族の居留地。ある日、19歳のリサは、弟ジミーの乗った漁船が行方不明になったことを知らされる。船が消えた夜、リサは夢の中で、ジミーが思い出の地、モンキービーチにいるのを目にしていた。弟を捜す旅は、やがて彼女自身の、そして先住民の記憶とアイデンティティに向き合う旅となる。 「描写が美しく、心に残る。鮮烈なデビュー作だ」──『タイムズ』紙 「驚くほど完成度の高いデビュー作だ」──『ワシントンポスト』紙 原書名:Monkey Beach(2000)エセル・ウィルソン・フィクション賞 受賞、ギラー賞/カナダ総督文学賞 最終候補作
お正月が題材になっている絵本が知りたい 熱帯雨林が登場する絵本を探している 図形が出てくる絵本が知りたい お風呂で楽しめる作品を探している そんな読者の要望を叶える、「テーマ・ジャンル」から引ける絵本の索引。 1990年に日本で刊行された絵本1,054作品を編纂。
あきらめ、もどかしさ、喪失感…… イタリアの境界都市・トリエステの歴史と現在を縦横無尽に横断し、そこに生きる人びとを描きつづける現代イタリア文学の巨人による最新短篇集(原書2019年刊)。初めて著者を知るには絶好の1冊。「管理人」「音楽のレッスン」「クレムスの曲がりくねる時間」「文学賞」「ロザンドラ谿谷ーー外・日中」の5作品を収録。詳細な「訳者あとがき」を付す。 定価=2200円+悪税 管理人 音楽のレッスン クレムスの曲がりくねる時間 文学賞 ロザンドラ谿谷ーー外・日中 訳者あとがき
ブルックリン、イタリアの小村、ロンドンと、土地に根を張ることなく生きてきた「異邦人」の若い女性の物語。音声による意思疎通から疎外され、「よそもの」として生きる聾者の母に捧げられた物語でもある。 「家族」:語り手の若い女性の両親(ともに聾者)のローマでの出会い、アメリカへの移住、子ども(語り手およびその兄)の誕生、離婚とイタリアへの帰国について語られる。 「旅」:ブルックリンのイタリア系コミュニティの思い出。やがて両親の離婚にともない、幼少期にアメリカからイタリアのバジリカータに移住した語り手の体験。皮肉を利かせたコミカルな筆致で描かれる。 「健康」:「耳が聞こえないけれど音楽が好きな母」の思い出。手話による意思疎通を嫌った母、テレビでいっしょに音楽祭の番組を見ていたときの字幕、母が「比喩」や「皮肉」といった修辞技法をなかなか理解しなかったことなどが綴られる。 「あなたの星座は」:語り手は母親に「もし聾でなかったら、どんな人生を送っていたと思うか」と問いかける。母は「つまらない、意味のない人生だったでしょうね」と答える……。 「移民文学」とは一線を画す、型破りなオートフィクション。
サスペンス作家に転身した自動車ジャーナリスト「サム三谷」待望の米ベストセラー作! 日本にルーツを持つ青年が、世界を舞台に戦うサスペンス&アクションスリラー大作 全米 次世代インディーブック賞 スリラー部門金賞 全米 レーサークリエイターアワード受賞作 カーデザイナー 中村史郎氏 翻訳監修 概要 ストックトン・クレイーー野心的な自動車ジャーナリストでありゲーマーでもある彼は、極秘プロトタイプ・スーパーカーのワールドプレミアへの謎めいた招待を受ける。しかしその後、彼の命を狙う企てが起こり、CIAと、世界のパワーバランスを崩しかねない狂気じみたロシア人科学者との銃撃戦の渦中に巻き込まれていく。 生き残りをかけて戦う中で、彼は自分自身の知られざる事実、そして自らの真の正体を知ることになる。 著者サム三谷は、国際自動車ジャーナリストとしての20年にわたる経験を、この初のフィクション作品に注ぎ込んだ。アクション、陰謀、そして数々のどんでん返しに満ちたデビュー小説。 「アクション満載で、スリルが尽きない小説である。サム三谷は彼の深い自動車知識を活かした素晴らしい物語を描き出している。必読! 」 山内一典(『グランツーリスモ』シリーズ クリエイター) 著者紹介: サム三谷 米国生まれの日系2世の作家・ジャーナリストで、日本のルーツは東京都の三宅島。 5歳から柔道を学び、段位は6段、カリフォルニアでは自身の道場を持つ。 カリフォルニア大学バークレー校でジャーナリズムを専攻し、自動車雑誌『Road & Track』の国際編集者として活躍。緻密な取材とダイナミックなストーリーテリングが特徴。 20年以上にわたり自動車ジャーナリストとして活躍したのち、サスペンス作家に転身。白人の多い業界の中で、日本にルーツを持つ作家として、アジア系の主人公にこだわり執筆活動を続けている。 旅行書「Fielding's Malaysia & Singapore」や「Best Motoring」DVDシリーズのゲストホストとしても活躍。 「The Prototype」シリーズは自動車とアクションが融合したスリリングな3部作で、2作目の「RED MIST」3作目の「KISS TO THE EMPIRE」へと続き、米国で高い評価を受けている。
Lafcadio Hearn's Kwaidan (which means "ghost story" in Japanese) is the first and most famous collection of Japanese yokai stories ever published. This unforgettable collection of 17 eerie tales and 3 original cultural studies by Hearn are based on traditional oral tales passed down for generations. They are fresh reminders of the dark and mysterious corners of the Japanese psyche, from popular representations in anime, manga and video games to Masaki Kobayashi's Oscar-nominated horror film Kwaidan. This new edition includes over 20 full-color woodblock prints that showcase the rich visual tradition of Japanese Yokai. A new foreword by Michael Dylan Foster, the leading Western expert on Yokai literature, places the stories in context and explains the lasting importance of Hearn's pioneering look at Japan's bewitching spirit world. This new edition includes over 20 full-color woodblock prints that showcase the rich visual tradition of Japanese Yokai. A new foreword by Michael Dylan Foster, the leading Western expert on Yokai literature, places the stories in context and explains the lasting importance of Hearn's pioneering look at Japan's bewitching spirit world.
成熟した短篇にみるベロー文学の真髄 生き生きした《笑い》と、いっぷう変わったユーモア、タッチの軽妙さで人間を描くノーベル文学賞作家ソール・ベローは、優れた肖像画家である。世俗的で宗教的な問いを読者に投げかける本書収録の10篇のうち、「セント・ローレンス川のほとりで」「銀の皿」「遠い親類たち」「ゼットランド」「足を口にくわえた彼」「覚えていてほしいこと」の6篇は本邦初訳! 創作の魔術師ベローの果てしない才能を味わってほしい。 == 【収録内容】 「ジャニス・ベローによる序文」(鈴木元子 訳) 「ジェイムズ・ウッドによる推薦の言葉」(上田雅美 訳) ----- 「セント・ローレンス川のほとりで」(林日佳理 訳) 「銀の皿」(渡邉克昭 訳) 「古い道ーーユダヤの血縁関係」(鈴木元子 訳) 「グリーン氏を探して」(池田肇子 訳) 「遠い親類たち」(本田安都子 訳) 「ゼットランドーー性格の証人による」(外山健二 訳) 「黄色い家を遺す」(大場昌子 訳) 「モズビーの思い出」(岩橋浩幸・鈴木元子 訳) 「足を口にくわえた彼」(鈴木元子・山内圭 訳) 「覚えていてほしいこと」(篠直樹 訳) ----- 「ソール・ベローによる短い付録アペンディクス」(井上亜紗 訳) 解説(鈴木元子) 【収録内容】 「ジャニス・ベローによる序文」(鈴木元子 訳) 「ジェイムズ・ウッドによる推薦の言葉」(上田雅美 訳) ----- 「セント・ローレンス川のほとりで」(林日佳理 訳) 「銀の皿」(渡邉克昭 訳) 「古い道ーーユダヤの血縁関係」(鈴木元子 訳) 「グリーン氏を探して」(池田肇子 訳) 「遠い親類たち」(本田安都子 訳) 「ゼットランドーー性格の証人による」(外山健二 訳) 「黄色い家を遺す」(大場昌子 訳) 「モズビーの思い出」(岩橋浩幸・鈴木元子 訳) 「足を口にくわえた彼」(鈴木元子・山内圭 訳) 「覚えていてほしいこと」(篠直樹 訳) ----- 「ソール・ベローによる短い付録アペンディクス」(井上亜紗 訳) 解説(鈴木元子)
まだ幼い娘の命を助けてほしい。 あの子は、あなたの娘だから。 マリーはほろ苦い記憶を胸に、巨大なオフィスビルを見上げた。 3年前、豪華客船のウェイトレスだった彼女は、 船のオーナーで美貌の大富豪ホールデンと恋に落ちた。 だが夢のような日々に思わぬ邪魔がーー彼の母がマリーに釘を刺したのだ。 「あなた、まさか本気じゃないでしょうね」 そこからホールデンとマリーの関係はぎくしゃくし始め、 ふとした誤解で幸せはあっけなく壊れてしまった。 ホールデンとは二度と会わないつもりで生きてきたマリーだったが、 今、どうしても彼と再会しなくてはならない理由があった。 密かに産んだ娘が白血病で、命を救うには父親の彼にお願いするしか……。 大人気作家キャシー・ウィリアムズが描いたシークレットベビー&シンデレラ・ロマンスの決定版です! 早くに両親を交通事故で亡くし、貧しい暮らしをしてきたヒロインの初恋物語でもある本作。初版タイトル『偽りのウエディング』を改題してお届けします。
光り輝くプレイボーイ富豪に、 人知れぬ過去の影が……。 サマンサはウェイトレスの仕事をしながら独りで子育てをしている。 そんな苦境を見かねた友人が、いい仕事を紹介してくれた。 事故で脚を骨折した大富豪ザンダー・スターンの住み込みの世話係だ。 プレイボーイで有名な彼のもとで働きだしたはいいが、 男の色気に気持ちを乱され、サマンサは内心仕事どころではなかった。 この人なら、松葉杖をつきながらでも女性をベッドに誘いこめるわ! 尊大な態度の一方で優しさも見せる彼に、さらに心を揺さぶられる。 もう男性に惹かれちゃだめ! どうせまた傷つけられるだけよ。 私だけならともかく、娘を傷つけるわけには絶対にいかないのだから。 だがそんな彼女の決意も、ザンダーの圧倒的な魅力の前には無力で……。 光と闇のように対照的な双子の富豪兄弟のドラマティックな恋物語2部作2話目。超絶プレイボーイの弟ザンダーがヒーローを務める本作では、事故で一時的に不自由な生活を送る彼を手伝いに、里子育ちで苦労人のサマンサが幼い娘を連れて彼の邸宅へやってきます。