ジャンル : 演歌・純邦楽・落語 > 純邦楽・民謡
平家物語の雅楽平家物語の雅楽
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株式会社フォンテック『平家物語』の抜粋が短く朗読され、これを挟むかのように雅楽が演奏される。1200年頃に書かれたと思われる『平家物語』と平安期の雅楽の楽譜による演奏のジョイントとなっている。琵琶で語られることの多い『平家物語』だが、こうした趣向だと、きらびやかな色あいの物語でもあることが浮かび上がる。
富山清琴 地歌の世界富山清琴 地歌の世界
地歌・富筋の藝統を伝える人間国宝、二代目富山清琴の地歌5曲。作物(さくもの)と呼ばれるユーモラスな味わいの地歌「荒れ鼠」「寛濶一休」「笑顔」は、初心者にも入り込みやすい。「新雲井弄斎」では清琴師が箏を弾いていて、これも聴きもの。「七草」は安永・天明期に作られた珍しい作品。「寛濶一休」「七草」では長男の清仁が共演している。
七代目 芳村伊十郎 長唄特選集 京鹿子娘道成寺/島の千歳七代目 芳村伊十郎 長唄特選集 京鹿子娘道成寺/島の千歳
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日本コロムビア株式会社絶妙の間で雰囲気をまとめ、名人と言われた伊十郎の芸を堪能できる。能の「道成寺」をもとに、能の「三井寺」の文句を借用した組曲風の長唄の代表的作品「京鹿子娘道成寺」は、語呂合わせ的な文句に調子の良さを感じる。庶民の教養を体感的に知ることができ、意味は文字を見たらわかるだろう。