小説むすび | 2025年4月発売

2025年4月発売

【POD】悪魔の聖書【POD】悪魔の聖書

発売日

2025年4月18日 発売

[商品について] ー「オレ達はバイブルの呪いの中に居るんだね」- ネオン街の路地裏にあるクラブで、いつものように非日常的な時間を楽しんでいたフリーランスの不動産コンサルタント仲介業者・八文字聖也は、どこかで見覚えのある女を見かける。バーカウンターに座り、ラテン語の文字と悪魔を思わせる不穏なイラストが記された本を持つ彼女は、七年前に入水自殺をしようとしていたところを八文字が助けた女、一条かんなであった。 最愛の恋人を病で亡くした八文字と、宗教二世としての苦しみ、怒りにもだえるかんな。天国とも地獄ともつかないこの世界で再生を図る男女の人間模様を描いた決死の中編小説。 [目次] 序章 第1章 第2章 第3章 第4章 第5章 第6章 第7章 第8章 第9章 第10章 第11章 著者略歴 [担当からのコメント] 主人公の八文字は不動産コンサルタント仲介業を営んでおり、作中ではその仕事における葛藤やリアルな取引の様子なども描かれています。特に同業者の方はそのあたりのスリルも楽しめるはずです。善と悪という2つの相反する哲学的本質をあらわしたストーリーですので、ぜひご一読ください! [著者プロフィール] 伊場 公甫(いば きみとし)

ありかありか

出版社

水鈴社

発売日

2025年4月18日 発売

愛はここにある。 幸せはここにいる。 「これまでの私の人生を全部込めたと言い切れる作品を描きました」 ーー瀬尾まいこ 母親との関係に悩みながらも、一人娘のひかりを慈しみ育てる、シングルマザーの美空。 義弟で同性のことが好きな颯斗は、兄と美空が離婚した後も、何かと二人の世話を焼こうとするがーー。 「子育てをしながら自分が受けた恩を思い知って、親に感謝していくのだと思っていた。それが親になった途端、さっぱりわからなくなった。この日々のどこに恩を感じさせるべきところがあるのだろう」 (本文より) 本屋大賞受賞作『そして、バトンは渡された』、ベルリン国際映画祭フォーラム部門正式招待&日本アカデミー賞優秀作品賞原作『夜明けのすべて』など、人々のかけがえのない関係性を紡ぎ続けた瀬尾まいこが描く、あなたの小さな、でも確かな支えとなる感動の物語! 大丈夫、忘れているだけ、見えていないだけ。 柔らかく折り重なった言葉が語りかけてくる。 そう、希望の鳥はすぐそばにいる。 ーー津田健次郎(声優・俳優) 今、部屋で一人涙をこらえるあなたに読んでほしい。 しんどい人生をそっと優しく肯定してくれる傑作です! ーー三宅香帆(文芸評論家) 春 9 夏 82 秋 143 晩秋 193 冬 258 冬の終わり 336

ひとひら怪談 森にしずみ 水にすむひとひら怪談 森にしずみ 水にすむ

気鋭の作家14名による掌編ホラー・アンソロジー、待望の書籍化! 人気沸騰の同人誌「ひとひら怪談」の<水>と<森>の2冊の掌編(見開き完結)作品集を一部改稿して合本にまとめ、全作品の1/3にもおよぶ24作品を新規書き下ろし!  「巡回バス」「ねじれ森」「眠る湖」「夏の思い出」「今はもういない」「轢いた」「ヘリウム」「神様のお嫁ちゃん」「開眼キノコ美味しいキノコ」「音になる日」「直江さんちのテラリウム」「Cさんのこと」「マグノリア」「妻の花」「花嫁」「半地下の妻」「井戸の底」「水が気になる」「Summer Of Katabiragawa 1993」「漂泊の森」「無窮の島」「第三公園」「水が採れる」「一匹」「君よ胃酸の河を涉れ」「歩留まり」「指定席」「スダさん」「どこにもいなかった」「命の証明」「検索してはいけない言葉『ハッピーフォーエバーファーム』」「やまくじら」「紹介」「還森」「森の炭焼き小屋」「ぬばたまの森」「森と飼い主/ブロッコリーのB」「検索してはいけない言葉『おいしいチーズケーキを食べる会』」「三途の禁」「空き地」「蔓の窪地」「歌う女」「クガリの自負」「なんか」「誘引灯」「怪談蒐集の最中」「セックスとヒューマニズム」「みまちがい」「二万哩はまだ遠く」「潜水」「水霊」「祈る森」「命の水」「夢でよかった」「雪崩コタール」「僕が、剝いであげる」「ノーマンズランド」「夜明け前の森の練習曲」「キリングジョーク」「たとえ出会いが水商売でも」「今度こそ」「神託」「Y不動産にて」「届けもの」「すいぞくかん」「夜の川」

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