2019年8月25日発売
優月に惚れ込み、日に日に甘くなっていく凌牙。2人の関係が深まる一方で、凌牙は優月を守るために、敵対する暴走族との対立にケリをつけようとしていた。そんな中、些細なすれ違いから凌牙のもとを離れることにした優月は、またしても事件に巻き込まれてしまう。しかも、明らかになった黒幕は衝撃の人物で…?PV1億超の人気作がついに完結。番外編では2人の甘い同居生活や凌牙サイドからのお話も。さらに書籍限定で、花火大会デートを書き下ろし。これでもかと詰め込まれた胸きゅんに悶える最終巻!
高1の桃は、3年前に引っ越していった2つ上の幼なじみ・陽と再会する。初恋の人である“ひーくん”との再会でそわそわする桃だけど、陽はその整った外見と溢れる色気で、校内一のモテ男になっていた。なぜか桃にだけはイジワルをしてくる陽が、桃が他の男子に好かれてるのを見て態度が急変!?「今日から俺の彼女になんだよ?いい?」と迫ってきて…?累計20万部突破の大人気作『狼彼氏×天然彼女』の関連作!モテモテなのに、桃には一途でヤキモチ焼きな陽の愛は、甘々で“愛され注意報”は今日も発令中です!
高1の桜は、引っ込み思案でなかなか友達が作れずにいる。そんな桜に話しかけてくれたのは、イケメンなクラスの人気者・悠。悠は、桜が野良猫の世話をしているところを見かけてから、彼女の優しさに惹かれていたのだった。クラスで打ち解けられるように助けてくれる悠を桜も好きになり、ふたりは付き合うことに!でもある日突然、悠が桜の記憶を失ってしまってー?切ない運命を乗り越え、お互いだけを一途に想い続けるふたりの姿に、胸キュン&感動!!この本限定の番外編つき。
イジメられっ子たちのもとに現れ、「イジメ返し」という名の復讐を提案してきた謎の美少女・カンナ。そんな彼女が最後に狙うのは、過去に自分をイジメ、さらに母親を死に追いやった宿敵・美波。高校生になった今もイジメっ子として君臨し、やりたい放題の美波たちに、カンナのイジメ返しがはじまる。だけど、根っからのイジメっ子である美波は、そう簡単にスキを見せなくて…。2人の対決の行方は!?一生分の恨みを込めたカンナの復讐に、震えが止まらない!!人気作家・なぁなによる大ヒットシリーズ、ついに完結!
紙漉きの里の謎 土佐紙漉きの山村を、碩学壽岳文章夫妻の跡を追って訪ねる。と、歴史の闇のなかから、思いがけない人、物語が次々と現れて来る……。 四国を舞台に筆を振るって来た作者ならではの、工夫を凝らした意欲作である。 季刊文科コレクション 「戦乱の世に奇跡のように生み出された美」と言える土佐七色紙は、徳川時代には将軍家への献上品となっている。だが、その創製者養甫尼(ようほに)の名は発祥の地の碑文にもない……。 序文 一 成山村仏が峠 二 国虎次男探索 ─ 第一の帳面〔森木謙郎しらべがき〕 三 「安喜喜代香を問ふ」 ─ 第二の帳面〔安芸義清しらべがき〕 四 養甫尼抹消 ─ 第三の帳面〔青木幸吉しらべがき〕 五 躑躅の木の下 引用、参考文献 あとがき
ド派手にやり返せ。 ギルドのランキング戦で優勝し、実力を認められた冒険者パーティ【リリウム】。 魔法剣士のターニャ、伝説の魔女ラプラス、回復術士のナディーネに加え、臨時でパーティを組むことになったキャサリンの四人は、今日も舞い込んでくる依頼をこなし、人々を見舞う理不尽を振り払っていた。 そんなターニャたちの元に、ある日一つの手紙が届く。 それはノーヒン皇国主催の特別晩餐会への、会場内警備を兼ねた招待状であった。 晩餐会へと赴いたターニャとラプラス。 二人がそこで出会ったのは幼き皇女・アリエノーラと──ラプラスの仇敵・マクスウェル。 その翌朝、ラプラスは姿を消してしまい……? ラプラスを追って王城へと忍び込んだターニャ達は、三〇〇年に渡りノーヒン皇国に巣くう巨悪とラプラスの過去を知る。 ラプラスへのあまりの仕打ちに怒るターニャの姿に感応したラプラスは、理不尽な過去を自分の手で清算するため、ターニャと共に立ち上がることを決意する──!