1992年5月発売
3人の友と生き別れになりながらも、アレクサンドロスは、ついに、未知の力を秘めるオリハルコンの剣を手に入れた。しかし、アスカの賢者たちによって、異世界に封じ込められてしまう。そこは心に浮かぶ事柄が現実と化す異空間だった。アスカの少女との再会も束の間、巨大なドラゴンが、野心に満ちた騎士の生んだ異形の怪物が、アレクサンドロスに襲いかかる。若き日のアレクサンドロス(アレキサンダー大王)の冒険と闘いの物語、ここに完結。
暴力と破壊、そして変異者ー軍に追われる少年に、塔の外の世界は歪んだ姿を見せつれる。葬られた過去が新たな破壊を呼び、都市をむしばんでゆく。変容を続ける生命は、果たして何を目指すのか。遺伝子の中に眠る未来を鮮やかに予見は描き出す、新時代のカルトSF・第2部。
魔王に捕われ、処刑されようとする救世主・堂紋龍一。レジスタンスの助けは間に合うか。奇妙なRPG的世界に、いよいよ最後の戦いの予感が。主役敵役ワキ役入り乱れる戦いの中に、破壊と復活のキーとなる、とてつもない真実が明らかにされる。極めつけユニーク新人によるユニーク・ファンタジー、見事な大団円。
資金量では第一勧業銀行に抜かれ,収益性では住友銀行に抜かれ,かつての都銀第一位の名声にしがみついているF銀行。この病める大銀行に就職した若き銀行員の体験。そこは、想像を絶する奇妙な世界だった。
魅力いっぱいの歴史・時代小説を支える巨匠・気鋭の、力のこもった作品群24編を厳選して贈る、年度版アンソロジー。いま、もっとも面白い良質のエンターテイメント百花繚乱。充実の代表作24編収録。
1978年、フランスで開かれた2輪の耐久レース。そこで高野井治は疾走する1台のバイク〈ラベルダ〉に出会った。ラベルダの絹を引きさくような爆音を聞いたとき、高野井は不思議な体験にみまわれる。“ラベルダ・エクスタシー”-。その体験の謎を求め高野井の旅が始まる…。臨死体験、サイコセラピー…近代科学と東洋の神秘性に彩られた新感覚ノベルが登場。