小説むすび | 深海カフェ 海底二万哩 4

深海カフェ 海底二万哩 4

深海カフェ 海底二万哩 4

出版社

KADOKAWA

発売日

2018年12月22日 発売

池袋のサンシャイン水族館内にある“深海カフェ”は、店主の深海が客の“心の海”に落とした宝物を捜し出してくれる不思議な店だ。常連の僕・来栖倫太郎は深海を敵視するシータに、心の宝物を抜かれてしまうが、それが何なのか思い出せない。失い物を捜して自分の“心の海”に潜ると、そこは「サンシャイン水族館」だった。ダイオウグソクムシら海洋生物の助けを借りて、徐蕨に大切な記憶が呼び覚まされて。癒やしと再生の物語。

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サンシャイン水族館のミズクラゲの回廊のそばにある扉を開くと、そこは“深海カフェ 海底二万哩”という不思議な空間。そっと入り込んだ僕、来栖倫太郎をいつものように深海(ふかみ)とその執事でメンダコのセバスチャンが歓迎してくれる。今日の客は、八景島シーパラダイスに繋がった入り口からやってきたと思われる女性、真帆。誰にでも意見を合わせ、自分では何も決められない彼女はなぜそうなってしまったのか、それを探りに深海たちは真帆と一緒に彼女の“心の海”に潜ってみる。(「クダクラゲシュークリームサワー」)。他に、誰かの宝物を呑み込んでしまったようだ、というデメニギスの相談を受ける(「デメニギスゼリーケーキ」)。うっかりセバスチャン共々、カフェ店内から“心の海”に落っこちてしまった倫太郎が出会ったのは?(「シーフードサンドイッチ」)。日本最古の水族館を調べて、葛西臨海水族園で出会ったのは、「幽落町」にでてくるアノ人だった!(ブレイクタイム アクアミュージアムヒストリー) 第一話 クダクラゲシュークリームタワー 第二話 デメニギスゼリーケーキ 第三話 シーフードサンドイッチ ブレイクタイム アクアミュージアムヒストリー 2017/05/25 発売

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