著者 : 鶏にく
麗しの皇帝陛下の運命の花嫁に選ばれてしまったのですが、まだ仕事がしたいので秘密です!1麗しの皇帝陛下の運命の花嫁に選ばれてしまったのですが、まだ仕事がしたいので秘密です!1
癒やしの力でこっそり人助け!! 運命と秘密が交錯する初恋ファンタジー、開幕! 宮廷薬師として日夜仕事に励むティアンナ。 周囲の人たちを救うため、仕事に没頭する日々を送っていたーーある日のこと。 ティアンナに特別な印が現れる。 それはーー新しく即位した皇帝・サフィールの“運命の花嫁”であることを示すもの。 ”運命の花嫁”に選ばれたティアンナは、女神の持つ癒やしの力を授かることに! 一方の宮廷では、総動員で特別な力を持つ”運命の花嫁”の捜索を開始。 しかし、まだ宮廷薬師としての仕事がしたいティアンナは、正体を隠すことを決意。 仕事の傍ら、こっそりと癒やしの力を用いて人助けにも励むティアンナだったがーー ”運命の花嫁”が見つからず、疲れた様子のサフィールのお薬係に任命され……!? 運命に導かれるかのように、徐々に距離が近づいていくサフィールとティアンナ。 しかし実は二人の間には、誰にも言えない秘密もあってーー? 「本当はずっと昔から、君のことを愛していたんだ」 秘密が交錯する運命の初恋ファンタジー、開幕。
竜帝さまの専属薬師(1)竜帝さまの専属薬師(1)
200年前。皇帝の願いを叶える代わり、子孫を娶ることを盟約に 今もなお国を治めて花嫁を待ち続ける竜帝。 そんな竜帝を支援する薬師一族に生まれ、筆頭の専属薬師である白沙羅は 幼少より竜帝に言えない想いを募らせていた。 ある日、沙羅のもとに竜帝から直々に「片割れが見つかった」と 歓喜の報告を受ける。念願の花嫁の登場と大きな失恋に心が揺れるが 薬師として、竜帝とその花嫁を支えると自分に言い聞かせる沙羅。 しかし、そんな沙羅に対し花嫁が毒を盛ったと騒ぎ出す事件が。 竜帝さまの一番はずっと前から花嫁様だった。 会ったこともない人を、ずーっと想い続けてたんだ…
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