著者 : 槻影
聖勇者・藤堂直継が聖鎧フリードを装備できなくなってしまう。急ぎ、代替の装備を用意しなければならなくなったアレス達はカジノの目玉景品である伝説の鎧『集積金属【サムメタル】の鎧』に目を付けるのだが、ギャンブル無敗のステイはカジノを出入り禁止となってしまい、アレスは天性の不運持ち。果たして彼らは伝説の鎧を手に入れることができるのか!?
「元素精霊種のスレイプが欲しいなあ」「…浮気?そういう態度はよくない」僕ー魔物使いであるフィル・ガーデンは、この街に蔓延る問題を解決するため、ダンジョン“黒鉄の墓標”に向かった。今回、アリスたち最強の従者とは別行動。危険があれば、臨時で組んだパーティメンバーであるハーフエルフや精霊種の彼女たちに守ってもらうのだ。そして案の定、ダンジョンの奥深くでクリーナーの王クリーナーロードが現れるー!僕は、襲い掛かってくる王に笑みを浮かべ、右手を伸ばして言った。「僕の従者になれ。広い世界を見せてあげるよ」多くの“機械魔術師”が消息を絶つ禁忌のダンジョン。その奥に潜むのは、SSS等級以上のランクを持つ“L等級”モンスターで…!?脆弱すぎる身体と、優れた弁舌を持つフィル・ガーデンの『魔物使いの神話』、第2巻!!
最強を決める武帝祭に(うっかり)出場することになったクライがヤバイ。大人気勘違いファンタジー、待望の第7巻!
病に苦しみ、命を落とした少年が再び目覚めた時ーー彼は邪悪な死霊魔術師【ネクロマンサー】の力により、最下級アンデッドとなっていた。 念願の自由な肉体を手に入れ歓喜する少年エンドだが、すぐに自らを支配するものが病から死霊魔術師に代わっただけであるという事実に気づく。 彼は真の自由を勝ち取るために死霊魔術師と戦うことを決意するも、闇に属する者をどこまでも追い詰め、滅する事に命を賭ける終焉騎士団もまた彼の前に立ち塞がり……!? 「勝つのはロードでも終焉騎士団でもない。--この僕だ」 連載版からの大幅改稿に加え、書籍だけの特別エピソードーーエンドの日常『楽しく悲しいアンデッド生活』、ルウの”その後”を描く『ルウ・ドーレスの憂鬱』を収録。
『水の都、レーンに向かい大精霊と契約すべし。それは魔王討伐を達成する上で大きな力になるであろう』 聖勇者・藤堂直継とその仲間たちは神の代弁者たるステファンの助言を受け入れ、ゴーレム・バレーを離れ水の都レーンへと向かうことになった。 目的は精霊の中でも上位の存在であり、自然そのものとさえ言える、水の大精霊との契約。 大精霊との契約は、並大抵の魔導師では成らない偉業だが、魔族の王と戦う上で避けては通れない道であった。 勇者一行を影からサポートする僧侶アレスは強力な傭兵を雇って後を追うのだが、魔王の片腕である海魔ヘルヤールの出現で事態が急変する。 海底決戦の行方や如何にーー!?
勇者一行の歩みが止まる事はない。何故ならそれこそが聖勇者としての証明なのだから。 ユーティス大墳墓での戦闘を経て、魔王クラノス討伐のために召喚された勇者・藤堂直継とその仲間たちーー魔導師リミス、剣士アリア、氷樹小竜のグレシャのパーティー一行は、さらなるレベルアップを図るため「魔導人形の谷」に足を踏み入れた。 そして今、そのフィールドにアレスの嘆きが木霊する。 「ああああああああああ、何故俺は……ステファンなんて呼んでしまったんだああああ」 ステファン・ベロニド。新たなるサポートメンバーにして高レベルの白魔導師。しかし彼女を知る者はこう言って自らを慰めるーー致命的な「ドジっ子」だと……。
聖勇者に、弱者はいらない。仕事中毒の僧侶【プリースト】、アレスの次なる苦難とは!? 「なんでここを選んだし……」次なる目的地は、アンデッドが蔓延るユーティス大墳墓。異界から召喚したチート級の聖勇者、藤堂と、国から選出された精鋭・魔導師リミスと剣士アリア。全員才能の塊ーーだが、まったくの経験値不足で、世間知らず。一行が魔王を討伐するまで、裏からサポートをすることになった僧侶、アレスは頭を抱えていた。地下ダンジョンで、アンデッドに怯えて逃げ惑う聖勇者。神の敵である魔物を勇者が怖がるなんてことは、あってはならない。彼らの苦手意識を克服するべく、アレスは行動を開始するのだがーー。そんな彼らの前に現れたのは……異端殲滅教会、序列第3位、グレゴリオ・レギンズ。最低最悪の男、登場。
魔王クラノスが人類に宣戦布告して十年。 大国ルークスは、異界から聖勇者・藤堂直継を召喚した。 そんな彼をサポートする命を受けた僧侶アレスは、集められたそのパーティメンバーを見て愕然とする。 魔導王を始祖に持つ魔導士リミスは、火系統以外の魔法が使えず、 プラーミャ流剣術最高師範、剣王の娘、アリアは最近流派を変えたばかりだという。 さらに肝心の聖勇者は、女性ばかりを傍らに置き、無謀な行動を繰り返す……。 しかも平均レベルが15って、どうやって倒すんだよ魔王。色物集めてんじゃねえぞ。 そこでアレスは自分のレベルを隠し、彼らの旅が円滑に進むよう影からサポートするのだがーー。 並みいる強敵は事前に退け、彼らの失敗は完全隠蔽。 これは、ハイ・プリーストであるアレスが、聖勇者を英雄に導くまでの物語。