著者 : やとぎ
最凶侯爵の逆鱗に触れた者達の末路最凶侯爵の逆鱗に触れた者達の末路
「さぁ、ここからは蹂躙の時間だ」 WEBで2,000万PV超え! 最凶侯爵の容赦ない復讐劇、開幕。 「ジオルグ様、婚約を破棄させていただきますわ」 「兄上、往生際が悪いですよ」 当主であった母の死後、家族に虐げられてきたザーフィング侯爵家の嫡男ジオルグ。 領内では代侯として父ガーゼルと継母アルマダが実権を握っていた。 だが、ジオルグが16歳を迎え、侯爵家の正統な後継者となったことで全てが覆る。 爵位簒奪を目論んだ愚かな婚約者と無能な異母弟を容赦なく断罪。 さらには有能な部下を従え、使用人や代官の不正を暴き、次々と粛正する。 やがて、その矛先は全ての元凶である父ガーゼルと継母アルマダにも迫り始めーー。 「これより、前侯爵暗殺の容疑でこの二人の裁きを行う」 報復は苛烈にそして容赦なくーーたとえ家族であっても。
墓守は意外とやることが多い(2)墓守は意外とやることが多い(2)
凶悪なアンデッドが夜な夜な自然発生するローエンベルク国営墓地の墓守アレン。ヴァンパイアの国の公爵令嬢フィアーネとの見回りを除き、これまで毎晩一人でアンデッドの駆除を行っていたアレンだったが、先祖との約束を果たしに来たレミア、魔剣の呪いを解く為にアレンの元を訪れたフィリシアの2人が管理人として加わったおかげで、家を継いで以来初めての休暇をとることが出来るようになっていた。そんなある日、王族主催の夜会が行われる。権力に興味の無いアレンは早々に帰ろうとするのだが、そこではアレンの想像を超えた大きな陰謀が渦巻いていた。
PREV1NEXT