2016年3月発売
ベートーヴェン:交響曲第9番≪合唱≫ベートーヴェン:交響曲第9番≪合唱≫
制作・出演
テレサ・ベルガンサ / トーマス・スチュワート / バイエルン放送交響合唱団 / バイエルン放送交響楽団 / ヘレン・ドナート / ベートーヴェン / ラファエル・クーベリック / ヴィエスワフ・オフマンマーラー:交響曲第8番≪千人の交響曲≫マーラー:交響曲第8番≪千人の交響曲≫
制作・出演
エディット・マティス / エルナ・スポーレンベルク / バイエルン放送交響楽団 / マーティナ・アーロヨ / マーラー / ユリア・ハマリ / ラファエル・クーベリック / 北ドイツ放送合唱団 / 西ドイツ放送合唱団20世紀の巨匠シリーズ::ヤナーチェク:シンフォニエッタ/タラス・ブーリバ/コンチェルティーノ/カプリッチョ20世紀の巨匠シリーズ::ヤナーチェク:シンフォニエッタ/タラス・ブーリバ/コンチェルティーノ/カプリッチョ
前半の2曲はすっきりしているが、凛々しく立派な面も持つ。オーケストラも好演だ。後半の2曲はフィルクシュニーの生き生きとしたピアノも良いが、管楽器のソリストたちの妙技も光る。音質は若干軽い感じはするが、その鮮度、透明度はまったく色あせていない。
20世紀の巨匠シリーズ::コープランド:エル・サロン・メヒコ 交響曲第3番/静かな都会20世紀の巨匠シリーズ::コープランド:エル・サロン・メヒコ 交響曲第3番/静かな都会
アメリカ音楽を愛したバーンスタイン。エキゾチックな魅力のコープランド作品「エル・サロン・メヒコ」ほか、快調な演奏を聴かせ楽天的な印象を感じさせる「交響曲第3番」を含む初カップリング。
ハイドン:交響曲第91番・第92番≪オックスフォード≫ 協奏交響曲ハイドン:交響曲第91番・第92番≪オックスフォード≫ 協奏交響曲
ベームにとっては、比較的珍しいハイドン。奇を衒ったようなところの一切ない、誠実で端正なハイドン。なかでは、ウィーン・フィル・メンバーがソロに立った協奏交響曲が、心地好い音色を聞かせてくれている。
チャイコフスキー:3大交響曲集 交響曲第4番・第5番・第6番≪悲愴≫チャイコフスキー:3大交響曲集 交響曲第4番・第5番・第6番≪悲愴≫
ベームにとっては、ちょっと珍しいチャイコフスキーの3大交響曲集。スラブの憂愁も哀愁もないが、チャイコフスキーが目指したドイツ音楽の姿かたちが、ここにはある。ベームならではのチャイコフスキー像。
モーツァルト:交響曲第40番 セレナード第13番≪アイネ・クライネ・ナハトムジーク≫ 他モーツァルト:交響曲第40番 セレナード第13番≪アイネ・クライネ・ナハトムジーク≫ 他
44歳という若さで不慮の事故死を遂げたケルテス。日本風にいえば、2006年は彼の33回忌だ。その死のわずか半年前の録音が、ここに聴く40番の交響曲。セレナードともども、キッパリした音楽作りと端麗な歌が印象的。特に弾力性あるリズムが快い。