2010年7月発売
エリカ・バドゥのバック・コーラスを経て2001年にソロ・デビューした女性シンガーの3作目。何やら紫色の別人格を作り出し、コケティッシュな七色ヴォイスでノスタルジックなブルースやキュートなポップス、サイケなスローまで、変幻自在に伸び伸びと歌い、ひと皮むけた印象。
デトロイトのシンガーの4作目は三つのWをテーマとした三部仕立て。今は亡き盟友J.ディラを思わせるヒップホップ流儀、幻想的なジャジィな要素、メロディ重視の姿勢などをちりばめ、それぞれを多重録音のコーラスが彩る。主に内省的なトーンだが、時折外向きに発散すると鮮烈。
沖縄県伊是名出身のシンガー・ソングライターのメジャー初アルバム。故郷に感謝し、彼の地での暮らしや物語、身の周り人への想いが歌われる。自虐的な言葉になったりするが、まさに旅立ちの歌となっている。「幸せだってこと」で三線の音色を聴くまで、彼が沖縄出身だと気づかない。いまの子にしては優しいな〜と思える歌になっている。★
「雨にぬれても」などのヒットで知られるベテラン・シンガー・ソングライターのボサ・ノヴァ・カヴァー・アルバム。誰でもよく知っているお馴染みの曲を、イヴァン・リンス、ジョアン・ボスコらをゲストに迎えてサラリと歌いこなしている。アレンジはかなりコンテンポラリー。
数々の著名アーティストが、共通テーマ「We are SMAP!」にて楽曲を制作した、待望のニューアルバム!! この「We are SMAP!」というフレーズは、今作アルバムタイトル、そしてコンサートツアーの一貫したテーマであり、コンサートの最後にメンバーがファンと声を合わせて叫ぶ言葉。このテーマにある「We」とは、メンバーやファンにとどまらず、今回参加する著名なミュージシャンや楽曲提供アーティストも「We」であり、「みんながSMAP」「SMAPが世の中をひとつにする」などの思いが込められており、今作アルバムやコンサートツアーに共通して使用されていくフレーズ。 【収録予定曲】 ・ダニエル・パウター 提供曲 ・槇原敬之 提供曲 ・久石譲(作詞:太田光) 提供曲 ・LOVE PSYCHEDELICO 提供曲 ・RIP SLYME 提供曲 ・サカナクションのVo.山口一郎 提供曲 ・久保田利伸 提供曲 ・相対性理論 提供曲 ・シングル『そっと きゅっと』(フジテレビ系ドラマ「任侠ヘルパー」(草なぎ剛主演)主題歌) 初回生産分のみスペシャルパッケージ仕様 ※初回生産分の「スペシャルパッケージ仕様」及び「SMAPオリジナル・マウスパッド」特典は終了いたしました。 ▼こちらもチェック!▼ 色んなSMAPが満載 過去に開催されたキャンペーンはこちらでご確認ください。
メロディだけ聴くと、その温かさから“しあわせ演歌”のような雰囲気もあるけれど、歌詞に描かれているのは、愛する人へのやりきれない想い、せつない女心。コブシ回しも軽快に大きく歌い上げる「片恋しぐれ」は、これぞ鏡演歌の真骨頂。ギターの音色が悲しく響く、哀愁たっぷりの「北へ流れて」で見せる男の色香も胸を打つ。
2010年7月発表のシングル。「安らぎの酒場」は、作詞は麻こよみ、作曲は叶弦大、編曲は前田俊明による男の哀愁を唄うカラオケ・ファン向きの歌謡曲。大人の哀愁漂うナンバーに仕上がっている。
内モンゴル出身の歌姫、オルリコのデビュー・シングル。テレサ・テンを彷彿とさせる艶のある歌声、大草原に育まれたおおらかで素朴な心で、日本人が忘れかけた気持ちや想いをまっすぐに伝えている。
発売元
キングレコード株式会社カラフルは、洗足学園音楽大学出身の4人の女性たちによるクラリネット四重奏団。クラリネット・アンサンブル・コンクールで1位を獲得した実力派だ。名称どおりカラフルな音色を持った彼女たちによる、ひと味違ったジブリ作品集だ。
『ノルウェイの森』『1Q84』など、村上春樹のベストセラー小説に登場したクラシックの名曲を集めたコンピレーション。小説を読みながら流せば、イマジネーションも広がりそうだ。
2010年3月に引退を発表した浪曲師、二葉百合子のベスト盤。「岸壁の母」をはじめ、涙なくしては聴けないヒット作、代表作の数々を収録。彼女の長き浪曲人生の集大成といえる、メモリアルな内容だ。
プロデュースを担当したザ・ピロウズの山中さわおが「自分より不器用で自分より天才」と絶賛する二人組のデビュー・マキシ・シングル。人懐こい絶品のメロディの裏で、ひねくれたポップセンスがきらりと光る。カップリングにトモフスキーのカヴァーを用意しているあたり、単なるポップ・ソング職人ではあるまい。
いずれも北ドイツ放送響との90年代の録音がある作品を収録しているが、このベルリン・ドイツ響との録音はそうは慣れてはいない時期のものだ。当時の自由ベルリン放送局が収録したマスターからの正規音源で、音質の良さがありがたい。