2010年7月発売
グローバルな感覚で人気のバンドによる、待望の初フル・アルバム。このユニットの最高の魅力は楽曲の良さ。ナチュラルな感覚で、いいメロディとリズムをつむぎだしている。音楽に対する偏見と無縁なのだろう。個性など、まだ足りないものも多々あるが、大切な本質をそなえているバンドだ。
球団合併後初となる公式応援歌を音源化。演奏、作曲は旧近鉄バファローズの私設応援団、大阪紅牛會を主体としたメンバー。ドラム、ベース、ギターを編成に取り入れ、ロック・テイストにアレンジしている。
ベッキー♪#の3枚目のシングルは、本人作詞のサビが印象的なミディアム・ナンバー。映画『ヒックとドラゴン』の日本版イメージ・ソングに起用された。イオンのお中元キャンペーンCM曲になった「ころころマゴコロ」は優しい気持ちになれるさわやかなポップ・ナンバー。確かな歌唱力を感じる「RUN!! BEAR RUN!!」も収録。
BR KLASSIK ミュンヘン国際音楽コンクール優勝者たちによるコンサート 2008年、2009年のミュンヘン国際音楽コンクール優勝者たちによる「若き芽のコンサート」です。このコンクールは、1952年に創設され、ピアノ、ヴァイオリン、声楽、チェロ部門の他、室内楽やハープなどたくさんの楽器の演奏家の登竜門として知られています。優勝者が出ることがあまりなく、本当に実力のある人を世界へ送りだす質実剛健なコンクールでもあります。 このアルバムは、そんな珍しい「優勝者」の演奏を楽しめる1枚です。2008年のクラリネット部門優勝者、セバスチャン・マンツは伸びやかなモーツァルトを聴かせます。2009年のハープ部門の優勝者セソンは、グリエールのハープ協奏曲を演奏。七色の音色で聴衆を魅了しました。また、同年のヴァイオリン部門の優勝者ヘユンは当時17歳。最年少の優勝者として特に注目を浴びる中、コルンゴルトの協奏曲を弾きこなしています。(ナクソス・ジャパン) 【収録情報】 ・モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調 K.622 セバスチャン・マンツ(クラリネット) バイエルン放送交響楽団 コルネリウス・マイスター(指揮) 録音時期:2008年9月19日 録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール 録音方式:デジタル(ライヴ) ・グリエール:ハープ協奏曲変ホ長調 Op.74 ・コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35 エマニュエル・セソン(ハープ) パク・ヘユン(ヴァイオリン) バイエルン放送交響楽団 ロランス・レーヌ(指揮) 録音時期:2009年9月19日 録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール 録音方式:デジタル(ライヴ) Powered by HMV
87年にLPで発売された『合奏曲集成』の復刻だ。ここでの合奏曲とは、3曲を基調にした管絃合奏の大きな組み合わせで、あらゆる和楽器を使っての大合奏、それにコーラスや独唱などが加わった交声曲などまでを指している。大正末から昭和31年にかけて宮城道雄が作曲した曲で構成されている。とにかく野心的で、当初その演奏は狼藉者と映る場面もあったろうと想像させる。箏曲に次々と狼藉者といわれて不思議でない変革者たちが登場する歴史的背景を、宮城の仕事に見ることになる。西欧音楽の様式を導入する過程で登場した和楽オーケストラのための楽曲である。なかでも箏とオーケストラによる「越天楽変奏曲」などが一度は聴いておきたい曲だ。昨今の和楽器演奏によるフュージョン的作品の原型がここにある。意外なほどコーラスや独唱などがフィーチャーされている曲に見られる作曲者・宮城の意図や思惑などを深読みできたりもして、これがなかなか面白い。
名手三人による79年の作品。冒頭のチック・コリアの名曲でこのトリオの名人芸とも言うべき見事なプレイがスタート。ウィリアムソンのピアノは耽美的で誠に美しい。彼はもともとクラシックの素養があるわけで“白いパウエル”と呼ばれたころとはかなり味が違うようだ。乗りのよい演奏が気持ちよく楽しめる。
ウエストコースト派を代表するサックス奏者の86年のインティメットなライヴ録音。アラン・ブロードベントのピアノ・トリオをバックに、モンクやコルトレーンの名曲を優雅に演奏。コンテンポラリーなテイストを交えたサウンドに、味わい深いテナーがよく映える。
アニタ・オデイとの共演でも知られた、ウエストコーストのピアノの名手率いるトリオの1954年録音。ヴァーノン・デュークやエリントンらのスタンダードを中心にした選曲で、軽快なリズムに乗ったトリオ演奏は楽しく、きらびやかなピアノの表情がチャーミング。バラード曲でも、その演奏の持ち味は不変だ。
このアルバムは欧州のストーリーヴィルと日本のインタープレイから出たが、収録曲が異なっていた。それを1枚にまとめた。中国系ピアニスト、東欧のベーシスト、日系ドラマーという国際色豊かなカルテットで、晩年のウォーン・マーシュが力を振り絞った熱演を繰り広げる。
ささくれだったギター・ロックが身上の4人組。全国各地でのパフォーマンスも話題を呼ぶ彼らの約8ヵ月ぶりのアルバム。ソリッドなギター・リフは、時に歪んだ音の場を作り、どこかサイケデリックな匂いも漂わす。テレヴィジョンあたりのNYパンク感もちらほら。退廃的で沈鬱な雰囲気が魅力。
2005年、デビュー初音源が『オリコン』インディーズ・チャートで1位を記録した7人組、約3年半ぶりの2作目。タイトなバンド・サウンドに乗せて、wakanaとMAYAによるツイン・ヴォーカルが気持ちよく掛け合ったり&ハモったり、ブラス隊がシャープに切り込む。とにかくポップ・センスと勢いに満ちあふれた仕上がりだ。