2010年2月発売
約2年ぶり、通算6枚目となるアルバムはバンド史上最多最長となるボリュームの充実した一枚。結成から10年以上を経ながらも創作意欲がこんなに旺盛なのも驚くが、その若々しい疾走感にさらに感動。奇をてらわず、真正面から日本のロックの現在進行形をビートとギターで刻んだ快作だ。
タレントとしてのみならずアーティストとしても好調な活動をみせるベッキー♪♯の、「心こめて/ハピハピ」に続く2ndシングル。等身大の心情を綴ったタイトル曲に加え、「心こめて」のリミックス・ヴァージョンを収録。
7年ぶり、5枚目のアルバムは、長い付き合いのレゲエ・アーティスト、ホレス・アンディや、デーモン・アルバーン(ブラー、ゴリラズ)、エイドリアン・アトリー(ポーティスヘッド)らを迎え、引きの美学で貫禄のトリップ世界を展開。陰鬱なグルーヴで混沌とした現実からの刹那な逃避へと誘う。
ロンドンにて結成されたエレクトロ・ポップ・バンドの、前作『メイド・イン・ザ・ダーク』より約2年ぶりとなる通算4枚目。余計な音数を削ぎ落とし、一つひとつの音色が持つ奇天烈なインパクトをフィーチャーした本作は、同時にメロの美しさとヴォーカルの訴求力をも際立たせることに成功した。
“一人リンキン・パーク”とも呼ばれるカナダのラッパー、マナフェストの5作目。今回はロックに照準を合わせた作品で、ラウドにグルーヴする曲が多め。さらに伸びのあるヴォーカル・パートも混ぜ込み、ラップといえども間口の広い仕上がりだ。しかもクール。CrossfaithのKoie参加曲もあり。★
電気オルガンも響く女性4人組バンドの公式ファースト・アルバム。いわゆる昭和歌謡と60年代のガレージ・パンクのミックスみたいな8曲だが、芯のある歌声とパワフルな音が強くて打たれ、たおやかな味も滲み出る一枚の作品として魅せられた。「もえつきたいの」のミュージック・ビデオもPCで観られる。
コラボ・シングル第2弾。前回は加藤ミリヤ×清水翔太で「Love Forever」。今回は清水翔太×加藤ミリヤ名義で「FOREVER LOVE」。「Love Forever」のフレーズも巧みに取り込まれており、とにかく明るく楽しい。恋する気持ちの喜びがあふれており、聴くだけでポジティヴになれそう。