2010年2月発売
滋賀県立大学の音楽サークルで出会い、2009年5月にメジャー・デビューを果たした三人組のファースト・シングル。爽やかなギター・サウンドをバックに、センチメンタルな冬の恋物語が優しい声で歌われる。リズミカルなポップ・ナンバー「それもいいさ」は、音楽性の幅広さを伝える佳曲。
12年のキャリアを誇るUKのダンス〜エレクトロ・ユニットの通算6作目。ブライアン・フェリーなど、あっと驚くゲスト・シンガーを迎えながら、ロック的といいきっていいほどの音作りで迫る。母国ではケミカル・ブラザーズと並ぶ人気を誇るという彼ら。この一枚で日本でも本格的にブレイクすることだろう。
元ハロウィンのカイ・ハンセン率いるガンマ・レイの通算10作目。ハロウィン時代の盟友であるマイケル・キスク参加曲など話題性もあるが、一番のポイントはカイのメタル人生を投影した作風。レインボーやジューダス・プリースト風の曲もあり、原点を見つめ直し、メタルへの忠誠心を誓う。
江東区砂町を拠点とするS.T.Mのリード・ラッパーとしてだけでなく、ソロ・マイカーとして積極的な活動を見せ“最強の新人”と呼ばれ続けたKOZのデビュー作。プロデュースはDJ PMX。ウエストコースト・スタイルを追求してきたKOZの現在の集大成であるとともに、この“大物ルーキー”の今後を明るく照らす高水準の処女作。
ロング・ヘアのギタリストが異彩を放つ愛知県出身の5人組、竹内電気のサード・アルバム。彼らの音楽には“パワー・ポップ”なんて言葉がよく似合う。メンバーのフェイヴァリッツにシュガーベイブやユニコーンの名前が出るのも納得。聴き進むほどにポップな旨味が増す佳作。
「ダウン」が全米1位に輝いた、インド系英国人R&Bシンガー、ジェイ・ショーンのアメリカでのデビュー作。滑らかな歌声がまず印象に残るが、それを持ち上げるプロダクションも無理なく上質。リル・ウェイン、ショーン・ポール、クレイグ・デイヴィッドら、ゲスト陣も華やか。