2010年12月発売
誰からも一目置かれるスーパー・ギタリストの通算14枚目のスタジオ・アルバム。キャッチーなリフのハード・ロックからバラード、ドラマティックなサントラ風楽曲など、ギター同様に多彩なアレンジは、インスト作品というのを忘れさせるほどギターが奏でる歌心あふれるメロディに引き込まれる。
十余年を超えての3部作完結。自作以外にビートルズ、ビリー・ホリデイなど、原曲同様、いやそれ以上に違った魅力を引き出すギターの魔術師。ソロは簡素にメロディを浮き立たせ、絶妙な伴奏はソロイストを押し出す、職人の至芸。「ジョイフル・インサイト」の自身の歌もシブイッ。マリーナ・ショウが3曲に参加。★
ダンス・ミュージック・クロスオーヴァーの申し子が放つサード・アルバム。JABBERLOOPからDAISKE、MAKOTO、そして元Immigrant's Bossa Bandのヴォーカリスト、Ray Tekuramoriがゲストとして参加し、振り幅広くリスナーを魅了する渋みのかかった世界へ彩りを加えている。
ロンドンでミックスとマスタリングを施した、ロック・スピリッツに満ちた15thアルバム。収録曲ごとに異なる色彩感とメッセージを持たせつつも、彼女らしい疾走感あふれるサウンドで統一している。
ニコニコ動画などで活躍する彼のデビュー作品となるピアノ・アルバム。本作はニコニコ動画でヒットした曲や名曲のピアノ・カヴァーで構成されており、非常に繊細で、かつ壮大な広がりを感じさせる一枚に仕上がっている。どこか孤高をイメージさせる彼のピアノは、シンプルながら色気がある。
列車のような推進力を持った突き抜けるようなポップなサウンドと、夢と希望を全面に打ち出した、気持ちいいぐらいストレートな曲だ。青春特有の苦しさと青臭さ、けれどもそこに立ち向かう勇気あるチャレンジ精神が、彼の柔らかく若々しい声に良く合っており、説得力に富んでいる。
名古屋のアンダーグラウンドで密かな人気を集めていた男女ユニットのサード・フル・アルバム。サイケ、ポップ、フォーキィが入り混じったサウンドは浮遊感に満ち、個性的すぎる女子ヴォーカルもストレンジ感たっぷり。本当は怖い童話のような独特の歌詞も含め、魅惑の世界観は確立ずみ。