2009年8月発売
メンバー・チェンジを経て第3期に突入した通算5枚目。もともとのオルタナティヴなギター・ロックは変わらず、よりポップでダンサブルで明るい曲がグッと増えて聴きやすい。ホーン・セクションを入れるなどの試みもハマッてる。歌詞は変わらずに刹那的だが。
90年代後半の日本の音楽シーンで大きなムーヴメントとなったジャパニーズR&Bの核にいた嶋野百恵の楽曲の中から、フリー・ソウルなものを選んだベスト・コレクション。立ち上るメロウネスはいまだ魅力的。吉田美奈子のカヴァー「恋は流星」のみ新録。
87年発表の斉藤由貴のコンピレーション・アルバム。『ガラスの鼓動』『チャイム』『風夢』のなかから彼女自身が作詞をした楽曲から選曲されている。「家族の食卓」は『風夢』収録のオリジナル音源よりも前奏の長いロング・ヴァージョンとなっている。
まざりけのないストレートな感情を、伸縮なく誤解なく等身大に聴き手に伝えることができるシンガーだ。すでにライヴでは話題となっている、“ありそでなさそな”ラブ・ソングの表題曲を中心に、彼女の魅力をさまざまな角度から表現した3曲を収録したセカンド・マキシ。
“スペイン・リーグに移籍した中村俊輔出演の大塚製薬ポカリスエットのCMソング”と言ったほうがピンとくるかもしれない。Hi-Fi CAMPの5枚目のシングル。爽やかなサウンドに歯切れのいいサウンド、そして明るいヴォーカルの三拍子そろったポップ・ソングだ。
「Body&Soul」「Wake Me Up!」といったヒット・チューンをセルフ・カヴァーしたベスト。最先端のR&Bモードを随所に取り入れることで、“2009年のSPEED”を表現している。グッと洗練されたトラック・メイク、厚みと深みを増したコーラス・ワークのバランスが抜群。
フランスを代表するハウス・アーティストがジャマイカやロサンゼルスで制作したアルバム。シュガーヒル・ギャングやシャバ・ランクスらをゲストに迎え、ヒップホップ、レゲエなどを取り込んだダンサブルでポップなパーティ・チューンを聴かせる。
1999年に国内最高峰の自動車レースとコラボして始まったアルバムの10周年にして、通算20作目となる記念作品。レーベルが自信を持ってお届けするユーロビート・ナンバーの数々が収録されている。
ハウス・ミュージックの中から夏を盛り上げる楽曲をセレクトしたコンピレーション・アルバム。国内外のヒット曲をはじめ、大物アーティストのコラボレーション・ナンバーも収録されている。
6人のホーン・セクションを前面にフィーチャーした10人組のメジャー・デビュー・アルバム。PE'Zやスカパラとも違うR&Rなホーン・セクションが最高にヒップ! 歌ものの「BUZZ TRIP A GO GO」「さらば、オーシャン」に漂うクールス〜矢沢的色気もたまらんねぇ。オルガンの好サポートも光ってる。★
小室直系のダンス・サウンドでエイベックスの精神をまっすぐに受け継ぐ彼らの6枚目となるシングル。既視(聴)感ある曲が並ぶが、これが持ち味。どこを切ってもハイパーなテクノ・グルーヴがあふれる、まさにレーベル・イメージを体現したようなトリプルA面だ。
YOSHIMI(ボアダムス他)の提案で95年に始まった女性4人組の6枚目のフル。スリッツが頭をよぎるプリミティヴ&たおやかな音で、同時に和の旋律も感じるが、曲名にも表われているように国籍なしの開放感に持っていかれる。厚手の三つ折り紙ジャケも素敵。
I'veの歌姫5人からなるユペシャル・ユニット、Love Planet Fiveにも抜擢され、ファン待望のソロ・デビューも果たした詩月カオリのファースト・ミニ。シンプルなバンド・サウンドと、流麗なシンセ・オーケストラの融合が、スウィートで優しい彼女の歌声を引き立てている。
ヒップホップ・ユニット、LGYankees総合プロデュースによる小悪魔系フィメール・シンガー、Noaの2ndアルバム。同世代の女性たちの共感を呼ぶR&Bテイストのポップ・チューンやダンサブルなナンバーを収録。
デビュー10周年記念アルバム『TEN』を、今をときめくクリエイターに依頼し、装い新たに生まれ変わったリミックス・アルバム。冒頭のDAISHI DANCEをはじめDJ KOMORIなど、その布陣とアルバムとしての完成度はさすがの一言。音の端々にちりばめられた温かい敬意のような感触も嬉しい。