2009年3月4日発売
人気男女ユニット、mihimaru GT初のベスト・アルバム。大ヒット曲「気分上々↑↑」はもちろん、2004年のデビュー・シングル「約束」から2007年の13thシングル「パンキッシュ☆」までのシングル曲を完全網羅。充実度の高い一枚だ。
ポリドール時代のシングル曲を全網羅した、素晴らしすぎるベスト盤。86年に出たものの再発だが、価格も安くなったし、SHM-CDなので音もグッとよくなった。聴き進んでいくうちに、ジュリーこそ昭和歌謡の金字塔だったことを確信する。安井かずみが作ろうとした“カッコいい男にダメダメな弱さを纏わせる”スタイルなど非常に興味深いし、サウンド的にもストレート/変化球なんでもありで、自由な時代だったことが偲ばれる。当時のレコーディング・システムでしか出しようのない音質に浸るのも、また一興。★
ロカビリーとジャズをベースにブルースやゴスペルも滲ませ、エネルギッシュに、またバラードではムーディに歌う。5人編成のバンド演奏はレトロな匂いもさせつつ新鮮。ロンドン拠点(10年)のアイルランド出身女性シンガー・ソングライターが2008年秋に放ったメジャー初作。
スウェーデン発の5人組ロック・バンド、マンドゥ・ディアオの5thアルバム。彼ららしいアップ・ビートなロック・スタイルはそのままに、新境地を感じさせるレゲエ・フレイヴァを加味。巧みなギター・プレイも光っている。
世界的にヒットしたデビュー作に続く、英・ラグビーのシンガー・ソングライターの2作目。愛の喜びや痛みなどをテーマにした作品から成り、クセになりそうなハスキー・ヴォイスとソウルフルな表現が歌の魅力を高める。「ブロークン・ストリングス」ではネリー・ファータドと共演。
オクラホマ出身の人気ポップ・ロック/エモ・バンドの3作目。明るく快活なメロディと演奏は相変わらずながら、しっとりしたミディアム・スローのナンバーの出来も良いのが成長の跡。mihimaru GTのhirokoをフィーチャーしたメランコリックな「アナザー・ハート・コールズ」も聴きもの。
地球の平和を守るため……というコンセプト先行型ビジュアル・バンド。メジャー・レーベル第1弾は新曲入りのベスト盤で、曲調はオーソドックスなブレイクビーツ入りのハードでポップなミクスチャー・サウンド。自分たちを客観視する笑いの要素があるので憎めない。
7枚目のオリジナル・アルバム。スウェーデンでレコーディングされ、気鋭のプロデューサーたちを迎え、さまざまなタイプの曲にトライしているが、そういう要素を越えた、シンガーとしての素晴らしさに満ちている。緩急の付け方が巧みで、ますます深みが増した 。★
神奈川県・逗子海岸を拠点に活動する二人組ユニットの4枚目のシングル。「もしも天国に郵便ポストがあったら……」という設定で、亡くなった人と生きている人との心のつながりを歌ったバラード。「サヨナラの朝」は前向きな別れを歌った、映画『ミーアキャット」の日本語吹き替え版主題歌。
89年大阪生まれのシンガー・ソングライター、清竜人のデビュー・シングル。スモーキーなヴォーカルとみずみずしいギター・サウンドが特徴的で、胸に突き刺さる真摯な歌詞にも注目だ。
3人組ロック・バンド、THE ALFEEのデビュー35周年記念作品。カップリングを含めたすべてのシングル収録曲を年代別に区切って収めるシリーズで、本作には1996〜2001年までの楽曲を取り上げている。
3人組ロック・バンド、THE ALFEEのデビュー35周年記念作品。カップリングを含めたすべてのシングル収録曲を年代別に区切って収めるシリーズで、本作には2002〜2008年までの楽曲を取り上げている。
2007年のデビュー曲「ベッド」が大ヒットしたシンガーのセカンド。細かく打ち震えながらよく伸びるファルセットに象徴される胸をくすぐる甘いムードを、ロック色を出そうがオートチューンを使おうが一貫して保っている。持ち味をうまく活かした好盤だ。★