2009年12月9日発売
2003年のメジャー・デビュー以来、ポップなロック・サウンドでチャートを盛り上げてきた4人組の2009年2枚目となるマキシは、佐久間正英のプロデュースによる、ストレートなメッセージをまっすぐ歌い上げたミディアム・ナンバー。東京と自分との距離をあらためて確かめるように綴った歌詞が心象的な楽曲だ。
デビュー35周年を迎えた甲斐バンドのバラード・セレクション。「昨日のように」は新録セルフ・カヴァー、「人生号 Jinsei-GO!」は新曲、5曲のリミックス版も収録。甲斐よしひろが持つ、ダンディズムというか、独自の歌謡ロック世界には抗えない魅力がある。レゲエ・アレンジの「恋のバカンス」もいい味を出している。
サード・アルバムは、全曲カヴァー集。それもオアシス、ガンズなど超有名ロック・バンドの曲が中心という意外な選曲で、どれもオリジナルとはかけ離れたサウンド・プロダクションがなされている。70年代初頭のシンガー・ソングライター的な生成りのサウンドで、温かみと悪戯っぽさが同居している。
10作目となるスタジオ録音アルバム。ザ・ドリームをフィーチャーした「ギャンスタ・ラヴ」をはじめ、R.ケリー、ネプチューンズ、Dr.ドレーら、多彩なアーティストが参加した楽曲が満載の賑やかな一枚。
2010年のショパン生誕200年記念アルバム。EMIが擁する一流ピアニストを総動員して編まれたショパン名曲集で、EMI移籍第1弾となる人気ピアニスト、ユンディ・リの新録音も収録。“ピアノの詩人”による美しい旋律が存分に楽しめる。
DL数で日本記録をマークしたデビュー曲「D-tecnoRize」から「哀しみはきっと」まで、2005〜2009年の活動からセレクト&ラインナップしたベスト・アルバム。キャッチーなJ-POPとストレートなロックンロールの折衷点を突き詰めたハイ・レベルな音楽性と、男も惚れるTAKUYA∞のヴォーカル・パフォーマンスが徹底凝縮。
制作・出演
のだめオーケストラ / のだめカンタービレ / ズデニェク・マーツァル / セルゲイ・エデルマン / チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 / ベートーヴェン / ラン・ラン / ロンドン・フィルハーモニック・オーケストラ / 東響コーラス / 飯森範親2010年に前・後編公開の映画『のだめカンタービレ 最終楽章』のオフィシャル・アルバム。結成以来精度を高めてきた飯森範親指揮によるのだめオーケストラらが、映画の登場楽曲を新録。“のだめ”ファンには見逃せないアイテムだ。
キャリア17年、14作目にしてセルフ・プロデュース体制を大きく崩し、ほとんどの曲が他者制作で作りが若返った。だがメロディと歌声にはケリー節がくっきりと表われ揺るぎないアイデンティティを発揮。相変わらずの性愛路線なれど、若返りのせいか妙に可愛らしくて和んだりする。
THE YELLOW MONKEYの結成20周年を記念したトリビュート・アルバム。ベテランから若手まで、幅広いアーティストが参加。日本のロック・シーンに独自の地位を築いたイエモンへの愛があふれた作品だ。
デビュー前から話題となっていた男性4人組バンド、Peaky SALTの1stアルバム。デビュー曲「イトシセツナナミダ」ほか、疾走感あふれる爽快なメロディをベースに、切なく甘酸っぱいながらもちょっぴりシニカルな歌詞を展開した楽曲を収録。
“オバマ・クラシック”の第2弾。ノーベル平和賞に決定したオバマ米大統領のチェコ・プラハでの核廃絶を謳った演説など、オバマが平和への願いを語った感動的なハイライトとクラシック曲を融合した作品となっている。
渾身の力演とはこのことを言うのだろう。とにかくピアニストがたくさんの音を弾くのが嬉しくてしょうがない、といった様子がよく伝わってくる。以前のように単に汗だくという域も脱している。オーケストラも好演。いっそう自由ですさまじいのはソナタの方か。
韓国産男性ポップ・ユニットのファースト・アルバム。ライトかつアートフルなメロディ・ラインで音楽好事家を唸らせ、10代独特の瑞々しさや愛らしさでアジア中の年上女性を魅了するダンス・ナンバーが勢揃い。デビュー曲はもちろん本国でチャート1位を記録し新人賞を総ナメした曲まで愉しめる特別盤。