2009年10月発売
第6番(ペインにより補筆。2006年初演)まで存在するにもかかわらず、第1番のみがダントツで有名な「威風堂々」。アシュケナージはオケの明るい響きとパワーをフルに活かし、各曲の魅力を溌剌と描き出している。第2番以降を聴いたことがない人には特にお薦め。弦楽セレナードは一転して柔和な仕上がり。
2008年にデビューしたクリエイター・ユニット、Blu-Swingのアルバム。新曲を含む、リミックス、ライヴ・エディット、他アーティストのリミックス・トラックなど、ハイクオリティなサウンドを凝縮したベスト的作品集。
元ブラインド・ガーディアンのメンバーによって結成されたジャーマン・メタル・バンド、サヴェージ・サーカスの、前作から4年ぶりとなる2ndアルバム。ヘヴィかつドラマティックなナンバーが満載の一枚だ。
オランダのゴシック・メタル・バンド。エピカの通算5枚目となるアルバム。新ギタリストにアイザック・デラハヤを迎えて初の作品。美貌の歌姫、シモーネ・シモンズのヴォーカルが妖艶な魅力を漂わせている。
フロントマンだったマイク・ベイカーの死という悲劇を経て、前作から約4年ぶりに発表された、新生シャドウ・ギャラリーの第1弾となる6枚目のアルバム。よりメタル色の強い新任シンガー、ブライアン・アッシュランドを迎え、従来のプログレ・ハード路線を高いクオリティで推し進めた意欲作である。
フィア・ファクトリーのメンバーによるアーキアに中心の二人が参加したことでも注目の、カナダ出身のエクストリーム・メタル5人組のセカンド・アルバム。激烈さに機械的なグルーヴの交錯する、メタルコアに留まらないハイブリッドな音世界が刺激的。終始圧倒されっぱなしだ。
ノルウェー出身のゴシック・メタル・バンド、シアター・オヴ・トラジディーの7thアルバム。女性シンガーを擁するゴシック・メタルとしてはベテランの域にいる彼ら。さすがの風格と存在感を見せ付けている。