音楽むすび | 2008年7月発売

2年半ぶりの5作目。ハイパーでハイ・エナジーなスケーター・パンク・ハード・ロックといったところで、曲中何度も飛び出す速弾きギター・ソロやヘヴィ・メタルのようなギター・ユニゾンが何とも爽快。グルーヴやメロディよりギター・プレイが印象に残る。

ノー・ダウトを生んだオレンジ・カウンティ出身のバンド。メロコア、ファンクなどを飲み込んだ音の突き抜け方はいかにも西海岸。それだけに止まらずグルーヴさえ生み出しているところがすごい。

デビュー・アルバムで5万枚の売り上げを記録したゼブラヘッドの、約2年ぶりのアルバム。軽快なツイン・ヴォーカルやインパクト抜群のギター・リフは健在だ。豪華ゲストにも注目したい。

大ヒット作『プレイメイト・オブ・ザ・イヤー』から3年、さらにパワーアップしたゼブラヘッドの3rdアルバム。ハードなものからポップなものまで、あらゆるミクスチャー・サウンドを聴かせる傑作だ。

90年代の名盤として挙げられることも多い91年に発表された大ヒット・アルバム。ギター・ロック・サウンドに幻想的なエレクトロを取り入れ、当時の音楽シーンに大きな影響を与えた。

2009年で結成10年を迎えるサムライ・ジャズ・バンドのPE'Zと、オルタナ・フォークの注目株のsuzumokuが合体。歌＋伴奏というよりも、全員が一体となって作り出した世界がここにある。「Nica's Dream」では、ジャズの巨匠、ホレス・シルヴァーの名曲をカヴァー。

米国東海岸メリーランド州出身のトラック・メイカーら三人の、インスト表現主体のユニットによるアルバム。巧みにサンプリング音を構成し、曲によりウッド・ベース音や鍵盤音や管音なども配してジャジィなサウンド・スケープを創出。ゆったりと流れる中に、刺や美意識が見える。

女性ヴォーカルを擁するロック・バンド、BLUE SUGAR SPIRITSの約16ヵ月ぶりとなる2ndマキシ・シングル。感情や衝動が入り混じったエモーショナルなサウンドは、時にロックに、時にメロディアスに、心の奥に響いてくる。