2008年2月20日発売
アニメ『家庭教師ヒットマンREBORN!』の主題歌&エンディング・コレクション。ポップで元気な新人バンドが勢ぞろい(「friend」はアイドリング!!!、8、9曲目はキャラソン)。歴代のシングル・ジャケットを見ているとカッコいい男子キャラばかりで、作品の支持層がよくわかる。
発売元
株式会社ポニーキャニオンベスト盤をはさんで約2年ぶりとなる新録アルバム。声や歌い方の個性をこれまで以上に活かした「フォトグラフ」が魅力的。ジョビン作品との相性がよく、「今ひとたびの」のスキャットやピアノ・ソロも心地よい。「クロス・トゥー・ユー」はフックの利いたアレンジが印象に残る。凝ったメロディが浮遊感を醸す自作の「アイズ・オブ・ザ・ムーン」も聴きどころ。
リトル・フィートの故ローウェル・ジョージを父に持つザ・バード&ザ・ビーの女性シンガーのソロ・デビュー作。本作をきっかけにザ・バード〜が結成されたそうだが、何より彼女の乾いた色気ある歌声がより印象的。ジャクソン・ブラウンも参加。
エマ、ティナという美女ヴォーカルを擁するスウェーデン・ゴシック・メタル界の新星の1作目。イン・フレイムスのギタリスト二人を後見人に、カラーの違う歌声を活かしてのメランコリックかつエモーショナル、そしてポップな音世界は、今後台風の目になること必至。
粋でいなせなR&Rコンボのフル・アルバム。ストーンズ・マナーのオリジナル(3、6、8曲目)と、R&Rスタンダードのビートルズ版「KANSAS CITY〜HEY!HEY!HEY!」、マージービーツ、ゾンビーズの隠れた名曲(5、12曲目)に代表されるカヴァー曲が温度差なく入り混じったゴキゲンな選曲とシンプルな演奏にしびれる。★
あの全米が注目する大人気番組『アメリカン・アイドル』シーズン6において見事優勝を果たしたシンデレラ・ガールのデビュー盤。しかも彼女はシリーズ史上最年少という17歳。とはいえ、その深みと躍動感ある歌声は年齢以上の貫禄を感じるもの。上手すぎ!
人気上昇中のシンガー・ソングライター、榎本くるみの7枚目のシングルは、携帯小説サイト『おりおん☆』で自身が連載する小説から生まれた卒業ソング。出会いや別れ、旅立ちを飾らない言葉で綴った詞とエモーショナルな歌唱に涙腺が緩むこと必至の絶品バラード。
女性R&Bシンガーの草分けでもある彼女が、約4年の沈黙を経て“ハウスの女神”としてカムバック! R&Bの新旧の名曲を色褪せない艶やかな声色とハウス・アレンジでカヴァーした本作。スティーヴィー・ワンダー「Don't You Worry'bout A Thing」のラテン・ハウス・カヴァーに感慨しきり。素敵だ。
ヒップホップ、R&Bの枠を超え、カラフルな音楽性にトライしてきたBENNIE Kの2008年最初のシングルは、ギター・ロック系のバンド・サウンドをフィーチャーしたミディアム・チューン。スケール感のある旋律とメロディックなフロウによるコーラス・ワークも見事。
ボーイゾーン、ウエストライフらと同じ、アイルランド産ボーイズ・ポップ・グループのベスト盤。2000年代前半、本国やイギリスで大ブレイクし飛ぶ鳥を落とす勢いだった彼ら。その若さみなぎる魅力は、最大のヒット曲「インヴィジブル」やバラード「リアル・ワールド」のピュアな歌声から伝わってくる。
日本人の父と台湾人の母の間に生まれた非常にエキゾティックな声を持つヴォーカリスト。本作はエイベックスに移籍し、彼女のウリであるR&Bで構成されたセカンド・アルバム。その歌いっぷりはすでに貫禄の域に達し、安定感とグルーヴを兼ね合わせている。