2008年10月発売
活動開始から四半世紀を経たアメリカン・パワー・メタルの老舗バンドによるアルバム。メロディアスかつドラマティックな楽曲と、ツボを押さえた重厚でソリッドなサウンドはベテランならではの安定感があり、安心して聴ける。メタル教信者、必聴の秀作。
ノルウェーのハード・ロック・バンドのアルバム。シンガーのトニー・ミルズが加入して味わいが変わったが、その第2弾が本作だ。意外なほどキャッチーな「ハロー,ハロー」に驚かされるが、さらにタンゴ「ベイビーズ・ガット・リズム」までやってたりして、これまでにないユニークさを打ち出している。
ブリティッシュ・ハード・ロック・バンド、シャドウマンの3rdアルバム。ベテランの実力派プレイヤーたちが集っているだけあり、良質で正統的なメロディアス・ハードを聴かせてくれる。
スウェーデン人とオーストリア人の混合バンド、ディグニティーのデビュー・アルバム。中心メンバーである元エデンブリッジのローランド・ナヴラティルの作曲センスが光っている。
フィンランド出身、ティアーズ・オヴ・マグダレーナのデビュー・アルバム。女性ソプラノ・ヴォイスと男性エクストリーム・ヴォイスによるツイン・ヴォーカルが、強力なインパクトを放っている。
シンフォニック・ロックの女王、ラナ・レーンの2枚組ベスト・アルバム。2000〜08年にリリースされた音源を中心に、新録曲なども追加。ビギナーのみならずマニアにも嬉しいアイテムとなっている。
チェコの5人組パワー・メタル・バンド、シンフォニティーの1stアルバム。以前はネメシスという名前で活躍していたメンバーが、ルカ・トゥレッリなどで知られるヴォーカリスト、オラフ・ヘイヤーを迎えて見事な再出発を果たしている。
93年に解散したフロリダ出身のプログレッシヴ・デス・メタル・バンド、シニックの再結成アルバム。プログレのテイストを持つ、独特の浮遊感を湛えた音楽性は今も衰えていない。
ブラック・メタルの枠を超えた人気を誇る英国のバンドの2年ぶりの8作目。フランスのジル・ド・レイをテーマにしたアルバムで、久々にキーボードが目立つサウンドになっており女声を絡めてドラマティックに迫る。新ドラマーもパワフルで速いパートも多し。