2007年3月21日発売
97年にロンドンで行なわれたストラングラーズのライヴから、女性ばかりで編成された弦楽アンサンブルとの共演を収めた異色のアルバム。代表曲の数々が新鮮な響きとともに甦っている。
ブルース・ロック・ギタリスト、ジェフ・ヒーリー率いるバンドの2枚組ライヴ・アルバム。97年と99年のモントルー・ジャズ・フェスティバルにおける録音で、ブルース魂のこもった演奏が満喫できる。
95年に逝去したギタリスト、ロリー・ギャラガーの編集ライヴ・アルバム。1975〜85年のモントルー・ジャズ・フェスティバルでの音源が年代順に選曲されており、ライヴならではの熱いプレイが味わえる。
バスター・ウィリアムス(b)とジョー・チェンバース(ds)というNY勢が参加した82年のアルバム。チェットの哀愁に帯びたトーンと、鬼才デヴィッド・フリードマンの叙情的なマリンバなどが味わいどころだ。
サド=メル・ビッグバンドでも活躍した実力派ピアニスト、ウォルター・ノリスの1974年のアルバム。ジョージ・ムラーツ(b)とともにミュンヘンにて録音されたデュオ作品で、ウォルターの端正なピアノとスウィンギーなベースが心地良く絡んでいる。
フランコ・アンブロゼッティ(flh)の映画音楽を主題にしたアルバム第2弾。フランコの艶のあるトーンも魅力的だが、前作に引き続き参加しているジョン・スコフィールドやグレッグ・オズビーのプレイも圧巻だ。
トミー・フラナガン(p)やエディ・ゴメス(b)といった一流ジャズメンが参加した80年録音のスタジオ・アルバム。ベニーの豪快なブロウをフラナガンが繊細にサポートするという、スリリングなプレイが満喫できる。
制作・出演
ギル・エヴァンス / ザ・ギル・エヴァンス・オーケストラ / ジミー・クリーヴランド / ジミー・ネッパー / ジュリアス・ワトキンス / スヌーキー・ヤング / ハワード・ジョンソン / ヒューバート・ロウズギル・エヴァンスがスヌーキー・ヤング(tp)らの名手を集め、1969年と71年に録音したアルバム。マンデイ・ナイト・オーケストラとは異なる趣だが、彼の天才的アレンジ力は本作でも健在だ。
ハンガリー生まれのギタリスト、アッティラ・ゾラーが1979年に吹き込んだアルバム。ロン・カーターとジョー・チェンバースをリズム隊に迎えた彼が、脂の乗ったプレイを聴かせてくれる。
1976年に録音されたセシル・テイラーの人気盤。ドラムスとアルトを従えた変則トリオで活動していた彼が、本作よりトランペットとテナーを追加。見事な編曲でアルバムの流れを作り出している。
1970年代のエンヤ・レーベルを支えたドラマー、マカヤが率いたグループの唯一のアルバム。1974年に吹き込まれた本作には、気が置けないメンバーとの硬質なセッションが記録されている。
86年に録音されたハル・ギャルパーの人気ピアノ・トリオ・アルバム。マッコイ・タイナーの影響を払拭し、独自のスタイルを確立した彼が、スタンダードの数々を華麗かつグルーヴィに料理している。
ソウル出身の期待のヴォーカリスト、Kの初の洋楽カヴァー集。70年代の楽曲を中心にロックからソウルまで幅広い選曲で楽しめる。「いとしのレイラ」がエリック・クラプトンの有名なイントロではなく、ジム・ゴードン作曲の後半のパートから始まるのが斬新。
国民的人気爆発を背景に2007年1月からスタートしたアニメ版『のだめカンタービレ』のサントラ。劇中音楽はもちろんのこと、千秋真一作曲「のだめラプソディ」も収録されるなど、のだめマニアにはたまらない最高のメロディ満載のオリジナル・サウンド集だ。
ポニーキャニオン時代を総括するベスト盤。CMソングやゲームのテーマ曲など、どこかで聴いたことのあるメロディが数多く収録されている。人気曲「放課後の音楽室」の新録ヴァージョンが聴けるのも嬉しい。
本国アメリカで長年活動しているバンドの、2003年に発表した第7作。レゲエ、ヒップホップ、ハードコアなどを軸とした骨太なサウンドが力強い。ヴォーカルはもちろんだが、ギターやホーンの演奏が実にかっこいい。ボーナスにバンド初期のレア・トラックを収録。