2007年11月21日発売
シングル3、4、9曲目を含む2枚目。「秋の下で」は、季節の移ろいゆく描写が、主人公の心象風景を聴き手に想像させる。自らに強く生きる決意を促すリリックは、背筋が張る想い。「ガーネット」は、孤独を経て恋人に出会えた喜びが巧みに言葉で表現され、ドラマティックなアレンジが温かい。
6人組ユニットの彼女たち。このセカンド・シングルはポップなダンス・ナンバーで、彼女たちのイメージする意図が非常に鮮明になっている楽曲だといえる。古いディスコ・サウンドやユーロビートのエッセンスが含まれ、自然と身体が動くような感じを展開している。
元ル・クプルの藤田恵美のベスト。既発3作品からのセレクトだが、SA-CD層を持つマルチ・ディスクであることが大きな売り。通常トラックも音質が大きく向上しているという。新旧のスタンダードを歌ったものだが、しっかり彼女の歌になっているあたりが聴きどころ。
ヒーリング・ヴォイスのスーザンが、スタンダード曲などをピアノを中心にしたシンプルな演奏をバックにうたう。フルート演奏の「さくらさくら」、彼女がうたう6、11曲目などの日本の歌を含め、抑制された歌声により際立つ情感がある。同名のフォト&エッセイ集との連動作品。
発売元
株式会社ポニーキャニオン88〜97年の未発表演奏を集めた10曲入り。初代ピアニスト、カレル・ボエリー時代の演奏と後任のマーク・ヴァン・ローンによる演奏が各5曲。「枯葉」を筆頭に、「いそしぎ」「昨日のこと」など親しみやすい選曲。ゲスト参加のアート・ファーマーのプレイも渋い。
発売元
株式会社ポニーキャニオン日本で絶大な人気を誇るオランダのピアノ・トリオが、97年から2002年まで折に触れて録音してきたクリスマス・ソングを集めた、ロマンティックなシーズナル・コンピ。1年中で一番心浮き立つ季節を、落ち着いた趣のピアノ・トリオで華やかに彩る。
出身地の米西海岸ベイ・エリアに加えヒューストンでの活動経験もある人気チカーノ・ラッパーの5作目。双方の土地のテイストを詰め込んだ作風で、ローライダー好みのスムースな歌入りメロウから、クランク、スクリュードなどの南部バウンスまでが満載。
イギリスのオーディション番組から登場した男性オペラ・スター、ポール・ポッツのデビューアルバム。イル・ディーヴォと同じ制作陣を総動員して完成させた今作は、ポップス感核溢れるオペラ・アルバムで、「タイム・トゥ・セイ・グッドバイ」「ユー・レイズ・ミー・アップ」「マイ・ウェイ」他を収録。日本盤はエンハンスト仕様で「誰も寝てはならぬ」のクリップを追加収録。
制作・出演
ジャンカルロ・パヴァン / ジャンカルロ・ラド / ジョルジョ・ファヴァ / ジョヴァンニ・ダッラ・ヴェッキア / ソナトーリ・デ・ラ・ジョイオーサ・マルカ / ソル・ガベッタ / ユディト・フェルデス / ワルター・ヴェスティデッロ / ヴィヴァルディ奔放かラプソディックか、はたまた漫画チックなのか。ガベッタのチェロは、その際どい境界線あたりを猛然と突き進む。という感じでかなりアクが強く、好みが分かれそうだが、古く固いオツムであれこれ考えず、笑い飛ばして聴くことがいいかも。
2001年のデビューから2007年までの6年間をギュッと凝縮した初のベスト・アルバム。ロング・セールスを記録した「二人のアカボシ」をはじめ、ヒット曲やアニメ主題歌、CMソング、TVテーマ曲などを収録。キンモクセイの魅力が存分に味わえる。
バッハ究極の人気曲(?)だけに、『100%』シリーズにも第2作が登場したこの曲。タイトルの“rosso”は、アカではなくヒダリを意味するらしく、98年発売の第一作とは装いを変え、明確にクロスオーヴァー的な内容。楽しく気軽に聴けるという点では、こちらに軍配。
藤本一馬とナガシマトモコによる、ジャズやボサ・ノヴァなど多岐にわたる音楽的要素を内包するユニットの7枚目のアルバム。今回はいつも以上にアコースティックな感覚が強く、しっとりとした心地よさが目立つ。初回生産限定盤はPV収録のDVD付き。