2006年6月21日発売
PARTY of INVADERSPARTY of INVADERS
ジョニー吉長と金子マリの間に生まれたロック快男児のソロ初作。大半の楽器を自らプレイし、レッチリとP-FUNKとピンク・クラウドが一堂に会したようなポップでカオスな音世界を奔放に展開。(10)では母子共演、(6)では笛を“ピューと吹く”うすた京介先生が楽しめる。
イリュームイリューム
ビル・ラズウェルのプロデュースによる初のアンビエント作品。ピアノやシンセが層を成す深い響きは宇宙空間や深海をイメージさせる。これまでのジャズ作品のように技巧を前面に押し出してはいないが、美意識は濃密。ジョン・レノンの(9)は耽美的かつスピリチュアル。
モメンタムモメンタム
のっけの(1)から縦横無尽に暴れまくる竜巻のような荒々しさ。かと思えば、(3)では美しくも力強いプレイを聴かせ、(9)では大らかで慈愛に満ちたテーマを響かせる。AGトリオの持つアグレッシヴさと懐の深さが、ライヴ録音のおかげでさらにスケールを増している。
エターナル...ピアノ ベスト50エターナル...ピアノ ベスト50
100曲では重過ぎるとお考えのアナタ向きの「エターナル・ベスト・シリーズ」のクラシック・ピアノ編。CD5枚に、フェイド・イン、フェイド・アウトなしで、厳選された50曲をゆっくりと楽しめるBOX。
ロッシニアーナロッシニアーナ
ジュリアーニによるロッシーニ名旋律ポプリ集。粋なセンスで歌われるアリアや華麗過ぎるほどの技巧が映えるエンディングなど、どれも見事な仕上がり。また、ガダニーニ作と言われる銘器の持つ音色の味わいが十全に引き出されており、これだけでも聴き惚れてしまう。★