2006年6月21日発売
ピアノとアコギの野性派デュオ、2年ぶりの3枚目。“もうじき30の青春”を雄雄しく、情なく、愛しく描く歌詞の世界に、共感する男は多いだろう。怖いほどリアルだが、バンド・サウンドと美しいメロディの聴きやすい曲が多い。確かにここに人間が存在している。
アメリカで学びながら独自の方向性を探っている彼。クラシックのベースを外すことなく、最大限にジャズを取り込んだのが今回のアルバム。ごく自然にジャズの語法を身に付けてしまったようで、どこにもよどみがない。クラシック・ギターの多様性も感じさせてくれる秀演。
女性シンガーとアコースティック・ギター奏者という組み合わせのデュオ・ユニット、6作目。ポイントは英語曲だけでなく、井上陽水、オリジナル・ラヴ、山下達郎らの日本語曲を大々的に取り上げていることか。なんにせよ、多大な情報を大人の視点で濾過している。
テレビ金沢が提唱する、森林保護キャンペーン“ふるさとの森 再び”のテーマ・ソング。一昔前ならば上条恒彦あたりの独壇場だったような、70年代ヒューマン・テイストたっぷりの、シンプルで伸びやかな曲調。美声で歌いあげる新垣節がぴったりと合っている。
ブルース・アルバムとなったゲイリー・ムーアの2年ぶりのアルバム。内容は新曲とカヴァー曲、『スティル・ガット・ザ・ブルース』に収録された曲のリメイクという内容になっており、ゲイリーらしい野太いトーンによる熱いブルース・ナンバーが楽しめる。
制作・出演
オスカー・カストロ=ネヴィス / ジョン・ロビンソン / デヴィッド・ベノワ / ネイザン・イースト / フィリップ・セス / ブライアン・ブロンバーグ / ポール・ジャクソンJr. / ポール・ブラウンかのローマ法皇も喝采を贈ったという美貌のディーヴァ、フィリッパ・ジョルダーノのデビュー盤。映画『海辺のピアニスト』のエンディング・テーマも収録され、魅惑の歌声を響かせている。
大阪を拠点に活動しているロック・バンド、SOUTH BLOWのメジャー第2弾シングル。今回は“会いたいときにあなたはいない”をキーワードにした、七夕ラブ・ソング。切ないメロディが印象的だ。