2005年2月発売
名古屋を拠点に活動を展開している二胡奏者・張濱によるラブ・バラード集。清水信之のプロデュースでポップス・スタンダードが、中国的な響きを想起させることなく、淡く明るい色彩の心地よい響きの音色となり、ポップ・サウンドとうまく一体化している。
女性シンガー・ソングライター、舟久保香織のセカンド・ミニ・アルバム。サウンド的にはフォーク・ロックといった感じ。比較的、内省的な歌詞が多いが、意志を感じさせる強い声が印象的で、聴く人に前向きな何かを与えてくれそう。
時代の先端を行く審美眼が求められる、ファッションやライフスタイルなどのバイヤーに注目し、世界で活躍するバイヤーがとっておきのトラックを選曲したコンピレーション。良質なクラブ・サウンドが詰まった1枚。
英国のベテラン・メタル・バンドによる、全盛期のメンバーが約15年ぶりに再結集しての心機一転作。やや勢い不足という印象も強いが、あえてルーツに立ち返り、バンドの歴史を集大成したかのような重厚感に満ちた貫禄ある作風に仕上げているのはさすがだ。
21世紀のベートーヴェン演奏のひとつの指標を示す野心的なアルバムといえるかもしれない。30人あまりのオケ(指揮者なし)との共演ということで、アンサンブルはすこぶる緊密だし、響きも簡潔で切れが良く、曲構造の細部まですっきりと見通しがいい。現代ではとかく表現が過剰気味になったきらいのあるベートーヴェンの協奏曲演奏を見直し、なおかつ再発見したような清新極まりない演奏のように思う。何よりピアノを中心に据えた視点が要にあるのを痛感。横山のピアニズムの冴えが一層映えるアルバムである。
スティーヴ・ヴァイ5年ぶりのアルバムは、伝説のデイヴ・リー・ロス・バンド以来、17年ぶりにビリー・シーン(b)とタッグを組んだ話題作だ。流麗かつエモーショナルなヴァイのギターと、攻撃的なシーンのベースが激しいバトルを繰り広げるファン必聴作。