2004年5月26日発売
地元・福岡にじっくり腰を据えてリアル・ヒップホップを作りつづける4人組。変態ファンクなムードになぜか祭囃子のノリを感じる(1)の濃さにのけぞり、代表曲をスウィート&クールにリミックスした(3)の底知れぬおしゃれセンスにビビり。好調維持してる。
BUCK-TICKのヴォーカリストが挑む初ソロ・アルバム『愛の惑星』に先駆けたシングル。ウェイン・ハッセイ(ザ・ミッション)の作曲によるタイトル・トラックをはじめ、沢田研二のカヴァーである(2)、若手の髭とコラボレートした(3)と、それぞれに聴きどころ満載。★
現代中国を代表するソプラノ歌手、崔岩光のデビュー・アルバム。“1973年北京空軍文芸工作団に入団、独唱家としてデビュー”以前の彼女のバイオグラフィについては不詳。とても綺麗な声だ。どの歌も耳にやさしく響く……が、どの歌からも同じ印象を受ける。
民謡から近年の創作に至る中国の代表的歌曲を、期待のソプラノ崔岩光が歌う。民族楽器を巧みに織り込んだ編曲も馴染みやすく、東洋的雰囲気が郷愁に近い親しみを感じさせる。中国語を解さない聴き手を歌の魅力だけで引きつける歌唱力はなかなかのものだ。
来日公演で強靭な喉を聴かせ我が国のファンをうならせた中国のソプラノ、崔岩光のオペラ・アリア集。幾分粗削りな歌唱ながら声の力で押し切る「夜の女王」の迫力はさすがだ。劇的表現力と輝かしいコロラトゥーラを併せ持ち、将来が楽しみな逸材である。
歌劇『魔笛』の「夜の女王」で世界を魅了した中国の歌姫サイ・イエングアンによる日本歌曲である。澄んだ高音の美しさを生かした絶妙の歌いまわしが実に魅力的だ。惜しむらくはいくぶん不自然な日本語のディクション。いたしかたないこととはいえ、残念ながら気になる。
三笠優子が久々に本領を発揮した人生演歌。タイトル曲は、彼女のヒット曲「母ごころ」の世界を踏襲した、母子の絆を歌った曲。親の優しさや温もりなどを思い起こさせてくれる楽曲だ。
心温まる和み系演歌だった「ほたる草」に続く、真木柚布子のシングル。今回は「明治一代女」の中の「お梅哀歌」で、絶妙な台詞が効いた艶歌となっている。カラオケで歌えば目立つ曲となった。
押しも押されぬトップ・アイドルの地位にのぼり詰めた“ゆうこりん”のセカンド・シングルは、コテコテのアイドル・チューン。付属DVDに収録されたPVでは、ホットパンツ+着物といういでたちで奇妙な振り付けを披露。当作品を究極の萌えアイテムに認定します。
娘の結婚式を翌日に控えた父親の心情を歌う、吉幾三の「娘に…」。都会で働く子を気遣う親の愛情を歌う、ばってん荒川の「帰らんちゃよか」。親子の絆を歌った、感動的なカヴァー2曲を収録。